新型コロナ 19氏の意見 われわれはどこにいて、どこへ向かうのか (農文協ブックレット)

  • 農山漁村文化協会 (2020年5月14日発売)
3.29
  • (1)
  • (3)
  • (1)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 48
感想 : 7
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • 本 ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784540201370

作品紹介・あらすじ

新型コロナのパンデミックが急速に拡大するさなか、この未曾有の事態をめぐって19人が寄稿。ウイルス学や感染症学をはじめ、医療人類学、文化人類学などの研究者、海外の辺境の地を取材するジャーナリストや探検家、医師や食生活研究家、そして農家……。各分野で活躍する19人が多角的・複眼的な視点から、新型コロナとそれがもたらした社会現象について論じる。この感染症とその影響が急速に広がる原因となった社会や経済システムの脆弱性にも目を向け、そこに新型コロナ禍という大きな災厄を希望に変える手がかりを見いだす。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 「他者と生きること」を探る人類学の視点で広告コミュニケーションを考える | 宣伝会議デジタル版
    https://mag.sendenkaigi.com/senden/202104/view-ad/021034.php

    新型コロナ 19氏の意見 | 編集室からとれたて便
    http://toretate.nbkbooks.com/9784540201370/

    『新型コロナ 19氏の意見』農文協編 - 田舎の本屋さん
    http://shop.ruralnet.or.jp/b_no=01_54020137/

  • 新型コロナとそれがもたらした社会現象について、分野の異なる19人の識者が多角的・複眼的な視点から論じている。日本で最初の緊急事態宣言が発せられた2020年4月時点の先行きがまったく見えない状況の中での寄稿となっている。約1年たった現在でも参考になる意見は多い。
    印象的だったものをいくつか挙げてみると、ペストがヨーロッパ社会に与えた影響、医学的判断より政治的判断が優先する政策決定、「アンサング・ヒーロー」は日本語に同義語がないこと、「主観的に努力したつもりでいれば、客観的に悲惨なことになっても、責任を問うべきではない」という日本的な奇習、ユーラシア大陸とアメリカ大陸の疫病の違い、などがある。
    一方で、経済的な考察は良い意味で現状と方向性を異にしているが、当時は自分もそう思ったので、この手の予測がいかに難しいが改めて認識できる。

  • 498/ノ/

  • 新型コロナとそれがもたらした社会現象について、ウィルス学、哲学、文化人類学等、多角的な視点から論じている。

    [NDC] 498
    [情報入手先] 本校蔵書
    [テーマ] 令和2年度第2回備前地区司書部会/フリーテーマ

  • 498.6||No

  • 東2法経図・6F開架:KW/2020//K

  • 20/05/23。

全7件中 1 - 7件を表示

著者プロフィール

梨木香歩(なしき・かほ)作家 塩野米松(しおの・よねまつ)作家 藤原辰史(ふじはら・たつし)京都大学人文科学研究所 松延洋平(まつのぶ・ようへい)元農水省種苗課長 大川雅央(おおかわ・まさお)国際農業開発学博士 石綿薫(いしわた・かおる)育種家 林重孝(はやし・しげのり)日本有機農業研究会副理事長 伊東蔵衛(いとう・くらえ)埼玉県三富町・農業 西尾敏彦(にしお・としひこ)元農林水産技術会議事務局長 石堂徹生(いしどう・てつお)フリージャーナリスト 内田聖子(うちだ・しょうこ)アジア太平洋資料センター共同代表 蔦谷栄一(つたや・えいいち)農的社会デザイン研究所代表 原村政樹(はらむら・まさき)ドキュメンタリー映画監督

「2020年 『どう考える? 種苗法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

農文協の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×