坂本廣子の台所育児―一歳から包丁を

著者 :
制作 : まつもと きなこ 
  • 農山漁村文化協会
3.58
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本棚登録 : 161
レビュー : 24
  • Amazon.co.jp ・本 (183ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784540900839

感想・レビュー・書評

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  • 台所を危ないからと遠ざけるのではなく、見て触って体験させて食べ物と触れさせることの勧めと、子供と作る料理レシピの本。
    私は兼業主婦なので子供といる時間は少なくやることは多いです。長男が小さいとき食事の支度をどうしよう?と思っている時にこの本を読み、一人で遊ばせておくのではなく、一緒に台所に入れることにしました。だんだん長男も果物ナイフで野菜を切るようになり、長女もボールや水で遊んだり散らかしたり、次男は引き出しを開けて中のものを出したりしまったりと台所を楽しんでいるようです。できたての料理の鍋をあけた時の湯気に笑顔を浮かべたり、切ったばかりの野菜をつまみ食いしたりなど、子供にも楽しそうです。
    なお後半の子供にも作れる料理レシピは、料理センスがほとんどない私には丁度良いです(笑)。

  • 調理中に子どもが台所に突撃してくることがちょいちょいあるので読んでみた。レシピは流し読み。
    「○つ」のうちが味覚を育てやすい、というのはわかる。わかるんだけど、復職してみると、やっぱり完全自炊は理想論だよねぇ、という感じなので、せめて努力目標として頭の片隅に置いておきたい。一緒に調理したりするようになったら、土日のレトルト率を下げる、とか、そんな感じで。
    調理道具でオススメされていたもののうち、
    ・和包丁(刃の方が重いので子どもにも危なくないそう)
    ・業務用泡立て器(握りが太くて楽らしい)
    ・ホーローのボウル(ホーロー100%のやつ)
    ・万能こし器
    あたりは持っていないので、様子見つつ購入を考えるかなぁ。
    最近の様子を見ていると、おままごとの包丁まな板セットで(ほぼ)同時進行で野菜を切るので満足しているようではあるので、ほんとに一緒に調理するようになるのはもう少ししてからになりそう。踏み台の高さが微妙に足りなさそうなんだけど、電話帳もいまどきは薄いので、どの程度調整できるやら。

  • ◆きっかけ
    カヒミカリィさんが著書『小鳥がうたう、〜』の中で取り上げていて。今2歳の娘が、1歳後半から野菜の皮むきやエンドウの筋取り、グリンピースの皮取りを楽しそうにしているので、他に何か一緒にできることは無いかな?と思っていた時にこの題名を見て、何か参考になるかもと思って。さすがにまだ包丁は考えられないけれど、どんな内容なのか、読むのワクワク。2017/7/11
    ◆感想
    し図。リクエストして他館貸し出し。2017/9/11

  • 1歳7ヶ月の今すぐではなくても、その時が来たらやれるようにしておこう。多分もうすぐ。

  • 台所仕事にはほんものと出会う喜びがいっぱい。自分が作ったことに大満足。もったいないがわかる。親の子離れにも。ひたすら見守り、忍の一字、ひたすらほめよ。名前を覚える。味のいいっこ。買物は野外実習。あとかたずけまで。

    特に都会では、意識して育てないと、自分の食事をまかなえる能力が身に付かなくなっていると思いました。

  • よかった。子供にも台所仕事をさせようと、思った。ニセモノじゃなくてホンモノを。まだ小さいけど、お米を入れる作業とかだけでも手伝わせるととっても嬉しそうだった。作り方に関しても、知らなかったコツとかが書いてあったので、勉強になった。この本の独特の古いノリが私は好きだ。

  • とにかく、忍、の一言ということ。少しくらいけがをしたっていい、という構えがいい。台所育児をすれば、究極的には自分が楽になるな〜なんて。基本的には、子どもが1人でどこでも楽しく生きていけるように、という教育方針のもと、台所育児が生まれた模様。

  • 子どものうちから本物を与える。切れない刃物ほど危険なものはない。うちも台所にはゲートなどつけず1歳から卵割らせたりキュウリ乱切りさせたりしましたが、今じゃ見事に台所に寄りつかなくなってます。失敗!?

  • 生きることは食べること。
    しかし、食材を知らない、料理ができない人たちが多いことに、著者は危惧する。
    これでは、作ってくれた人へ感謝、食材への感謝がない。
    正しい材料を、正しいプロセスで作る「手作り」を伝えたい、という著者の思い。
    我が息子を1歳のときから包丁を持たせた、著者が語る食育教育。

    「地球の果てでも一人遊びできる子に」
    という著者の子育て方針。
    早くに父親を亡くした著者が、感じたこと。
    子どもが自分で生きていく能力をつける。

    料理を教えることは、我慢の連続。
    包丁や火の危険、汚す、見た目が悪いなど。
    しかし、自分で作ったことが自信となる。
    味を知り、熱いとか痛いとか、いい香りとかを体いっぱいに感じる。
    買物から後片付けまでさせることにより、感謝するようになり、段取り上手になる。

    今出しているものが、「おふくろの味」になる。
    手作り料理は、子どもへの愛情の証だ。

  • もうすぐ2歳の娘に包丁を持たせて、とはまだ思えなかったけれど、
    ちゃんとした食事の大切さ、家族で食べると食事っておいしいんだよってことなど、食という基本的なこと、大切に丁寧に娘に伝えないといけないな。と思わせてくれた本。

    丁寧さとか手間をもう少し取り入れたいところだけれど、
    今自分の中で大切にしている毎日手料理を!というモットーは間違っていなかったな!と自分に自信が持てた。

    また読みたい本

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著者プロフィール

食育・料理研究家・学術博士(食育)
農林水産技術会議委員、近畿米粉食品普及推進協議会会
長、相愛大学客員教授、神戸女子短期大学非常勤講師、
子ども博物館キッズプラザオーサカ講師、日本伝統食品
研究会理事、キッズキッチンジャパン代表、キッズキッ
チン協会会長。防災教育スペシャリスト。
神戸に生まれ育つ。「台所は人生と社会の縮図」として、40年にわたる食教育の実践、子どもにきちんと料理の仕方を教える台所育児のすすめとともに、調理による教育法としてキッズキッチンを全国展開する。高齢者のための火のない調理システムの普及、食の村おこし、商品開発などを行う。NHK「ひとりでできるもん」の生みの親でもある。二男一女の母。『坂本廣子の台所育児』(農文協)、『坂本廣子のジュニアクッキング』1〜5巻(偕成社)『イラスト版台所のしごと』(合同出版)、『坂本廣子のつくろう!食べよう!行事食 全3巻』(少年写真新聞社)他著書多数。

「2017年 『イラストでわかる 日本の伝統行事・行事食』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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