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- Amazon.co.jp ・本 (87ページ)
- / ISBN・EAN: 9784544212020
作品紹介・あらすじ
「明治の歌麿」芳年がものする江戸から明治の美女たちの粋と笑いのファッション・ショー。
感想・レビュー・書評
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借りたもの。
血みどろ絵師という認識が強い、月岡芳年の晩年の美人画『風俗三十二相』の解説。
江戸から明治への激動期を生きた最後の浮世絵絵師。
その動乱の世相を移すような血みどろからの反動か、過去への郷愁と未来への希望か、あるいは死を間近にしての昇華への階(きざはし)がこうした明るい絵を生み出したのか――
古典的な顔立ちをしているように思う女たちにはそれぞれ個性や感情が表現されている。
「〇〇さう」で統一されたタイトルに、その仕草や感情、情景への想像を助けられ、微笑ましい。
解説には時代毎の身分とそれに相応なファッションや風俗についても紹介。
2018年『芳年-激動の時代を生きた鬼才浮世絵師』鑑賞のため、読了。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
素晴らしい。国定や国芳の女性画より色気がある。また、来ている着物もお洒落。
浮世絵も解説も当時の女性達が生き生きと描かれており大変素晴らしい1冊だった。 -
美人画の傑作!!色がきれいです。解説の方の妄想がちょっと独りよがり。その下の【時代背景】も楽しい。
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