デカルト著作集 1 増補版

  • 白水社
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  • Amazon.co.jp ・本 (497ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784560025253

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  • 【中村博雄先生】
    デカルトは、近代を代表するフランスの数学者で、解析幾何学の創始者、また、哲学者でもあり、近代哲学の父と呼ばれています。この『方法序説』は、17世紀始め頃の本で、ずいぶん古い本のようですが、実は、現代でも、欧米では、理工系の生徒・学生が必ず一度は読む基本書です。この本の正式書名は、『方法序説および三試論』で、その三試論というのは、「屈折光学」「気象学」「幾何学」です。この本には、次のような副題が付けられています。「理性をよく導き、もろもろの学問において真理を探究するための方法についての序説」。高専生に是非読んでいただきたい一冊です。

  • 全巻持ってる。とりあえず、読めたのは「方法序説」だけだが・・・

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著者プロフィール

デカルト

Rene Descartes 一五九六―一六五〇年。フランスの哲学者、数学者。数学的明証性を学問的認識の模範と考え、あらゆる不合理を批判検討する立場を確立した。そのことによってしばしば近代哲学の父といわれる。一六三七年公刊の『方法序説』は思想の領域における「人権宣言」とも称される。長くオランダに隠れ住んだが、終焉の地はスウェーデンであった。

「2019年 『方法序説・情念論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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