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Amazon.co.jp ・本 (660ページ) / ISBN・EAN: 9784560026007
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みんなの感想まとめ
戦争の悲惨さとその影響を深く掘り下げた作品は、ナチスとソ連の極限状態における衝撃的な出来事を描写しています。著者は、ヒトラーの自己陶酔とナチスの無策がもたらした惨状を詳細に記録し、戦争が引き起こす人間...
感想・レビュー・書評
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読了でなく読破というべきか。600ページ超の厚い本。慣れない地名・人名も続出で,読み通すのに14時間もかかった。
とにかく国土を蹂躙される悲惨さだけは伝わってくる。総力戦の果ての市街戦の悲惨さは凄まじい。弾薬,燃料,食糧も足りない中「いかなるドイツ都市も無防備都市宣言をすることはない。国家に対する自明の義務に違反するドイツ人はすべて、生命をも名誉をも失うであろう」とは…。
やはりナチス・ヒトラーは狂っていたとしか言いようがないな。一体全体なんでそもそもソ連に攻め込んだんだろう?報復を誓った赤軍の猛攻,恐ろしい…。夥しい犠牲を出しつつも,赤軍は1944年の暮れから東部戦線をみるみる西に追いやっていく。東プロイセン・ポンメルン,生身の兵隊が都市になだれ込む。
戦車に踏みつぶされる兵士たち。家屋掃討。略奪,強姦,裏切り者への拷問・処刑。収容所放棄直前の囚人の処刑。ほんとうに地獄のようだ。
西部戦線の話はあまり語られないが,やはり東部戦線は顕著にひどかったのだろう。ドイツにはスラブ人蔑視があって,独ソ戦初期にソ連側にひどい扱いをしていた,その復讐の色が濃かったのも大きいんだろう。でもやはりロシア人(あるいはソ連の体制)の特性もあるんだろうか。満洲でも開拓民は酷い目に遭ったというし。
日本は本土決戦をしなくて本当に良かったと思う。沖縄は戦場になったし,原爆は落とされたけど。大都市が無謀な抵抗の末に陥落していった第三帝国の崩壊は悲惨すぎる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ソ連の逆襲とナチスが決定的に崩壊していく過程がこの本では語られていきます。 ナチス、ソ連両軍ともに地獄のような極限状態の中、どのような行為が行われていたのか。この本で目にする内容はあまりに悲惨です。読めば衝撃を受けると思います。私もあまりの恐ろしさにショックを受けてしまいました。戦争の残酷さをこの本では痛烈に感ずることになります。ぜひおすすめしたい作品です。
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「戦後世代の怠慢」を認識しました。
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パウルカレルの作品が頓挫しているので、焦土作戦の続きとして読むと、なかなか説得力がある。ソ連高官の愛人としての女子通信兵、味方を血祭りにあげるSS. NKVD。ドイツ領内の豊かさに驚くソ連兵。略奪、強姦。高官の体たらく。どうしようもない閉塞感。味方を殺す野戦憲兵。先進的ツオッセンの OKH秘密基地の世界中の国防軍部隊を結ぶ電話交換機。
本書とは、直接関係ないが、レイプや慰安婦的な事は、橋下徹知事が言うように他地域〈本書)でも起こっている。ただ、それを理由に正当化するのはどうか。止むを得ないというのは、乱暴過ぎであろう。その考えからは、反省が生まれない。今後、このような事態を招かぬようにする事こそが大切であろう。その為の方策をうつのが政治家であろう。 -
「BERLIN THE DOWNFALL 1945」の翻訳(2004/08/10発行)。
本書は、東プロイセンからドイツ第三帝国の首都ベルリン陥落までの戦いを改めて検証した戦史で、旧ソ連の極秘資料や戦闘詳報、上級機関への報告書、体験者の回想や記録に証言等々を元にして書かれているとのことです。
只、これ等の文書や証言が本当に真相であると云う保証は無く、特に戦闘詳報や報告書は現場の実態とかけ離れているは常識とされているので、センセーショナルなエピソードの信頼性は微妙な感じがしました。 特にベルリンでのソ連兵によるレイプ被害について引用している日誌(Eine Frau in Berlin.)は、少なからず信憑性に疑問がもたれているようです。
又、誤記(?)か誤訳(?)と思われる文章もみられるので、内容の割に評価は★★★としました。
前書「スターリングラード―運命の攻囲戦 1942‐1943」の翻訳版を出版した朝日新聞から発行されていれば、この変は改善されていたのではないかと思え残念です。 -
(欲しい!)
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ベルリン攻防戦の記録。敵に国土を蹂躙されるということが何を意味するのかがわかる。
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2005年6月1日
<BERLIN THE DOWNFALL 1945>
アントニービーヴァーの作品
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