元外交官、現代史家。1932年ロンドン生まれ。1950~52年英国軍情報部員としてウィーンに駐在。52~55年ケンブリッジでフランス語とロシア語を学ぶ。1955~92年英国外務省勤務。この間、ジャカルタ、ワルシャワ、ローマ、ブリュッセル、ワシントンなどに駐在。88~92年にはモスクワ駐在大使としてソ連崩壊前後の状況をつぶさに観察。92~93年メージャー首相外交政策顧問。引退後は、ドイツ銀行上級顧問、王立音楽院長などを務める。著書にAcross the Moscow River (2002)、邦訳書に『モスクワ攻防1941』『アフガン侵攻1979-89』(以上、白水社)がある。
「2020年 『ハルマゲドン 人類と核(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」