ブラッサイパリの越境者

著者 :
  • 白水社
3.00
  • (0)
  • (0)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 14
感想 : 0
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (407ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784560027097

作品紹介・あらすじ

サントリー学芸賞、渋沢・クローデル特別賞、日本写真協会賞学芸賞受賞の著者によるブラッサイ論の決定版。写真/彫刻/デッサン/版画/映画/バレエ/文学とさまざまなジャンルで活動を続けたブラッサイ。精選した20枚のイマージュから、彼を貫く2つの「想像力」を解き明かしていく画期的な一冊。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 簡略的ではあるが、ブラッサイに対する著者の熱意が生き生きと伝わってくる素晴らしい本。
    芸術の各形式を縦横無尽に渡ったブラッサイの内的必然性に強く迫った研究書で、とても楽しめた。
    章ごとに割り振られたテーマが、ページを進めるごとに一つの核心に迫っていく構成にはやられた。
    もっとブラッサイ研究や邦訳を出して欲しいな。

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

1961年東京生まれ。東京大学大学院総合文化研究科教授。専門は比較文学・比較文化。著書に、『異都憧憬 日本人のパリ』(柏書房、1993/平凡社ライブラリー、2001)(1994年度サントリー学芸賞および渋谷クローデル特別賞受賞)、『〈パリ写真〉の世紀』(白水社、2003)(2003年度重森弘淹写真評論賞、2004年度島田謹二記念学藝賞および日本写真協会賞学芸賞受賞)、『ブラッサイ パリの越境者』など。

「2021年 『近代日本の美術思想(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

今橋映子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×