- Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
- / ISBN・EAN: 9784560027448
感想・レビュー・書評
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https://opac.kokushikan.ac.jp/Main/Book?book_id=TS00400960&q=8&qt=0&qp=0&qv=50&qs=sort_title&qd=0
昔ばなしというものは、それぞれの国で登場人物や背景は違えど、大まかなストーリーやその話に含まれる教訓は似通ったものが多い。この『韓国昔ばなし』も、そんなどこかで聞いたような話の中にも韓国らしい文化や風習を知ることができる一冊。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
学校の試験で使おうと思って読み始めたんだがわりとたのしかった。
さすが、お隣の国韓国!
日本の昔ばなしと似たやつもあるし、ほかの欧州の昔ばなしに似たやつもある。
短編集……っていうかとにかく話の数が多いからきになったやつだけいうと、
「日に三度出会った虎」
三匹の虎に出会うんだが、一匹目にはいきなり食べられて、丸呑みにされるんだけど、こう、尻の穴からクルッと虎を裏返しにしたら自分も外に出ましたっていう……ww
すごいね!二匹目は咥えて連れて帰られて、何かと思ったら子虎の喉にささったトゲを抜いてくれ!っていうので、
三匹目は、いよいよ自分を食べようとしてたんだけど、男が虎に「あなたは私のお兄さんじゃないですか!」って泣きついたら虎もその気になっちゃって、助けてくれるっていうね…虎がおバカさんでお人好しで可愛かったね!
けっこう、韓国昔ばなしには虎が多くでて来てた。
オオカミポジションというかんじ?
「日と月になった兄弟」
ってのは、話がオオカミと七匹の子ヤギみたいな話で、代わりに虎だった。
そんで、最後の終わり方がトウモロコシに虎がささったから茎が赤いのよ!
とか、そんなで、うん、なんか楽しいよね昔ばなしって。