女装の剣士シュヴァリエ・デオンの生涯

著者 :
  • 白水社
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レビュー : 11
  • Amazon.co.jp ・本 (182ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784560028889

感想・レビュー・書評

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  • シルヴィ・ギエムの「エオンナガタ」を観て、どんな人だったのか気になったので読んでみた。

    日本じゃ、研究書が、たぶんこれくらいしか出版されていないようです。
    そこまで詳しい内容ではないのですが、どんな感じの方かなんとなくつかめたような、謎がかえって深まったような、そんなミステリアスな実在の人物です。

    この人自身が何を考えていたのかはイマイチわかりませんが、そうとう面白い人生を歩まれています。

    宝塚が舞台化でもすればいいのに…。

  • シルヴィ・ギエムのコンテンポラリーダンス「エオンナガタ」を見にいくにあたり、予習のつもりで読んだ。
    エオニズム(死語か?)の語源となった、シュヴァリエ・デオンの生涯。
    興味深い。

  • アニメ『シュヴァリエ』で興味をもち本書を手に取った。数時間でさらっと読める軽めの歴史読み物。タイトルにあるとおり女装の剣士シュヴァリエ・デオンの評伝。

    生涯のうち49年を男性として、33年を女性として過ごした奇矯な人物、通称シュヴァリエ・デオン、洗礼名をシャルル=ジュヌヴィエーヴ=ルイ・オギュスト=アンドレ・ティモテ・デオン・ド・ボーモンという。えらく長たらしいが、彼のものした著作のタイトルはその名に似てつねに長たらしかったらしい。その生の前半はルイ15世の密偵としてまたすぐれた外交官として活躍した。また凄腕の剣士にして古典文学を愛した文人でもあった。死亡時には医師団によって男性であったとの証言が残されている。

    日本語でシュヴァリエ・デオンについて書かれたものはきわめて少ないという意味では実に貴重。だけれども、深めるにはちょっとばかし不十分。入門書としてはすぐれていると思う。そもそも研究書自体あまり存在しないようなので、仕方がないのかも……。

  • デオン・ド・ボーモンがどういった人で、何をした人なのかが一通り分かった。まだルイ15世やポンパドゥール夫人、その他フランスをめぐる情勢について詳しくないため、分かりにくい部分も多い。デオンを知るための第一歩としては十分な本。

  • 人生の半分を男性として、半分を女性として生きた剣士の生涯

  • 図書館で発見!! 歴史は苦手なはずなのに、面白いほどすらすら読める。革命の時代ですよ〜。

  • ★これはノーチェックだった。教えていただいて初めて知った。こちらは記録というより読み物の形をとってるんで、より詳細でわかりやすいそうな。急いで読ませていただきます。
    (そういえば、持ってない本をレコメンドに載せるのって初めてだな…) ※2006.08.12修正:読了

  • きっとあなたの知りたいことは載ってない。ていうかこの時代には写真がない。そこだよそこ〜〜

  • ルイ15世下で暗躍(?)した女装の外交官。
    と言っても、女装の剣士として戦場に出ていたわけではありません(タイトルを見たとき私はそう勘違いしていた)。
    女装ばかりしていたわけじゃなくて、男装(?)時も仕事(主に外交調整というか)をこなし、かつ勇猛果敢な剣士として活躍していたようです。どっちもいける、中世的な外見だったのでしょう。
    当然といえばそれまでなのでしょうが、読み進めていくうちに、なんていうか、そのタイトルから想像していたような、ファンタジーな話ではなくなってきて、現実の、どろどろしたやり取りとか、権力争いのような、醜い争いがメインになってきて、史実に対してちょっとがっかりというか・・・。
    ここからネタバレになります。嫌な人はみないでね。        彼は結局、最終的に「女装のまま」一生を送るようにさせられてしまったそうです。
    でも、若かったころはともかく、年をとってからのそれはちょっときついものがあったようで・・・なんか哀愁が漂います。
    うまーくまとめて、藤本ひとみに書いてもらいたい気もする題材(笑)
    どうでもいいことなのですが、オーストラリア継承戦争が1840年からと書かれてて、単なるミスなんだろうけどおいおい・・・って感じですた(=v=;)

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