ナグ・ハマディ写本 新装: 初期キリスト教の正統と異端

著者 : エレーヌ・ペイゲルス 荒井献 湯本和子

• 白水社 (1996年6月1日発売)

感想・レビュー・書評

[izumowolさんの感想 · 2024年1月14日]

タイトルこそナグ・ハマディ写本と謳ってはいるが、内容は副題─初期キリスト教の正統と異端─の方が近い。著者の言うように、正統派のキリスト教の権威にひるむことなく、ナグ・ハマディ写本などから明らかになる初期キリスト教の歴史的真実を追い求めることは絶対に必要なことだと私も思う。

著者プロフィール

プリンストン大学教授。著書に『ナグ・マハディ写本　初期キリスト教の正統と異端』（白水社）『禁じられた福音書　ナグ・マハディ文書の解明』（青土社）『悪魔の起源』（青土社）など。

「2013年 『『ユダ福音書』の謎を解く』 で使われていた紹介文から引用しています。」