ゴドーを待ちながら (ベスト・オブ・ベケット)

  • 白水社
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本棚登録 : 352
レビュー : 50
  • Amazon.co.jp ・本 (196ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784560034965

感想・レビュー・書評

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  • 登場人物は主人公二人と通りすがりの二人、それから各幕の最後に登場する少年一人だけ。
    主人公二人はひたすらゴドーを待ちますが、ゴドーが何者か、どうしてゴドーを待っているのか、彼ら自身もわかっていません。
    なにやら終末観や閉塞感を感じさせる空気が全体的に流れますが、運命や必然を感じさせる事件が起きるわけでもなく、かといって何か物語の因果関係というものも存在しません。
    かつてこの作品を幾つかの劇団が演じたのを観ましたが、どれも人間性を直接に描いていないにもかかわらず、逆に人間とは何かを考えさせられる、そんな心に残る物語です。

  • 謎の存在「ゴドー」がやって来るのを待つふたり
    様々な解釈はあろうが、僕はゴドーを「女」だと思っている
    妄想によって欲望を満たすこともできないふたりは待ち続けるしかない
    ゴドーの出来と同時にふたりの友情は終わるのかもしれないが…

    ベケットが刑務所の慰問で上演したところ
    これがバカウケだったらしい

  • 喜劇的なまでの絶望。GodotはGodなのかと思ったりもしたけど、これは何者でもかまわないか。神か、死か、希望か。各々が勝手に思えばいいのだろう。
    一幕では間抜けにも見える待ちぼうけが、二幕で永遠性を帯び、絶望感に襲われる。自分もゴドーを待っているのかもしれない。飽くまでも受動的に与えられた生に絶望を覚える。

    スーザン・ソンタグは戦時下のサラエヴォでこれを上演したという。待てども来ないNATO(クリントン)への皮肉だったのか。

  • 「ゴドー~」だけ読了済。なんだかジムジャームッシュの映画みたいな感触だなあという感想を持ちました。来るのか来ないのか、居るのか居ないのか。「待つ」という状態、ただそれだけを描写。

  • よく分からんけどなんだか面白い、というタイプの演劇脚本です。

  • どのようにでも読める。
    余白。

  • 【印象】
    不在がもたらす想像の美化と渇望の純粋化。
    男2人が未だ訪れない救いを木の下で待ちわびる話。

    【類別】
    戯曲。
    悲喜劇的。

    【脚本構成】
    二幕構成。

    【表現】
    認識能力に関するなんらかの大きな欠落を持つ人物らのみの視点で会話が為されていくため、鑑賞者が欲する情報の諸々は明かされないまま物語が進んでいきます。

    【備考】
    底本としては1952年の仏語初版が主に用いられています。

  • なんかよくわからないまま読んでいたらけっこうおもしろかったかな?

  • 解説にてゴトーをゴッドとすると世界の終焉を待っているだか防いでいるとあったんですがそうなると本編全体が何らかの比喩だったんだろうけどイマイチぴんとこなかったなあ。

  • 私には難しすぎでした。

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著者プロフィール

1906~1989年。アイルランド出身の小説家・劇作家。『モロイ』を含む小説三部作は51~53年にかけてミニュイ社より刊行された。52年『ゴドーを待ちながら』を刊行。69年、ノーベル文学賞を受賞。

「2019年 『名づけられないもの』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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