- Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
- / ISBN・EAN: 9784560035948
作品紹介・あらすじ
世界屈指の振付家に「新しいダンス」を提示したのは、日本人武道家だった!素顔のフォーサイスが挑む、7日間のワークショップ。そこではいったい何が行なわれ、何が生まれたのか?巻末付録:「身体を存在させる」ためのトレーニング。
感想・レビュー・書評
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フランクフルト・バレエ団を経てザ・フォーサイス・カンパニーの一員となった安藤洋子〈あんどう・ようこ〉は日本へ帰国すると日野晃の道場に通った。ドイツへ戻ると安藤の動きは明確に変わっていった。同僚ダンサーが教えを請う。挙げ句の果てにはフォーサイスが「皆の前で(武道の動きを)伝えて欲しい」と切り出した。安藤は密かな目論見を口にした。「これ以上のことを教わりたければ、日本の先生を招いて下さい」と。フォーサイスは即断した。「直ぐに呼んでくれ」と。
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現代の革新的バレエダンサーであるウィリアム・フォーサイスのチームのもとへ、武道家の日野晃がワークショップをしに行った際のドキュメンタリー。
フォーサイスのダンスを見たとき、体の使い方が古武術っぽいと思って調べてみたらこの本がヒット。まさしく影響を受けていた。 -
ダンスも武道も身体技法を磨くという点では同じだから、共鳴するところがあるんだろうね。
しかしいつも言ってるがやはり武道は本だけじゃようわからん。体験したいなあ。 -
請求記号:769.53/F39
選書コメント:
舞踏と武道は同じところにいると思います。
空間そして他者との関わりというところで。
(東松山図書課 整理担当) -
武道とダンスが組み合わさった瞬間がわかる本。ダンスのレベルを引き上げるには武道が持つ身体の感覚が必要だった。
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相手の動きを感じて振り付けをしていくとか、読む度いろいろ試したみたくなる。
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日野晃がプロデュースするダンス公演『Real Contact』を観賞したのがきっかけで読み始めました。
うーん、確かに日野氏がすごいのは分かるのですが、文中で彼を絶賛しすぎていて、逆にちょっと胡散臭く感じてしまいます。 -
読んでいてじわじわと感動した。天才と天才が出会うことはこんなに素晴らしいものなんだ。