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- Amazon.co.jp ・本 (629ページ)
- / ISBN・EAN: 9784560038949
作品紹介・あらすじ
アジェ、クルル、ケルテス、ブラッサイ、ドアノー、イジス、エルスケン、カルティエ=ブレッソンらの膨大な資料を駆使し、写真と文学のコラボレーションからパリ神話の成立と解体を読み解く刺激的な一冊。サントリー学芸賞、渋沢・クローデル特別賞受賞の著者によるパリ三部作の完結編。
感想・レビュー・書評
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ずっと欲しかったこの本は、けれどもさすがに高級品なのでずっと図書館で借りていたが、最近早稲田通りの三楽書店で4200円にて発見し、虎視眈々狙いを定めていたのだが、偶然古本市の露店で3500円の美品に出会い、あっさり購入してしまった。今橋映子の本はどれも良著である噂は常々耳にするけれど、個人的に惚れ惚れするのは装幀がとてもよいということである。この本に関して言えば、まず独特のぼってりした明朝のフォントが表紙を飾っていて、そのバランスが何とも言えないし、それがまた背表紙にあると、棚に並んでいる風貌も隣の『都市の詩学』と白黒のコントラストを成していて、また微笑ましい。
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