写真と絵画のアルケオロジー: 遠近法リアリズム記憶の変容 (白水社アートコレクション)

著者 :
  • 白水社
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  • Amazon.co.jp ・本 (86ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784560039373

作品紹介・あらすじ

というパラダイムを単に様式上の影響とか、一方が他方のイメージ・ソースとなったといった問題で処理せず、絵画と写真の融合的な形式が生みだした20世紀の想像力や感受性の絡みあいを検証しつつ、変容するメディア環境がどのように新しい記憶の磁場を発生させ、それを個々のアーチストたちが自らの想像力に生かそうとしているかを探る。

感想・レビュー・書評

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  • 難しすぎた…!
    美術の知識がないとつらい。文章難しくてふわふわしてしまった

  • さらっと外観するにはよい内容と厚さ。
    もう少しつっこんで知りたかったけども。
    出版年の関係ですが80年代後半以前の研究史と文献へのてがかりは、割合しっかりかかれているきがします。翻訳されてなかった分も翻訳されている可能性はあるかも。

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著者プロフィール

伊藤俊治(いとう・としはる):1953年生まれ。東京大学文学部美術史学科卒業、同大学院人文科学研究科修士課程修了(西洋美術史専攻)。東京藝術大学教授を経て、現在、同大学名誉教授。『ジオラマ論』でサントリー学芸賞受賞。その活躍の場は写真論に限らず、ひろく20世紀のテクノロジー論や肉体論にまで及び、『写真都市』『トランス・シティファイル』『生体廃虚論』『電子美術論』『バリ芸術をつくった男』など時代の感受性を反映する著作を多数発表しつづけている。

「2022年 『増補 20世紀写真史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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