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Amazon.co.jp ・本 (360ページ) / ISBN・EAN: 9784560040362
みんなの感想まとめ
暴力と熱狂が交錯するフーリガンの世界を、アメリカ人の筆者がルポルタージュを通じて深く掘り下げます。1980年代のイギリス、サッカーの試合が行われるたびに起こる破壊行為や暴動は、地方紙では小さなニュース...
感想・レビュー・書評
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意味も目的も見出さない、群衆の醜い暴力の現実が描かれていて、読んでいて本当に気分が悪くなった。サッカー先進国には必ずフーリガンがいるらしい(本書は1980年代のドキュメンタリーであり、今日ではかなり減少していると思いたい)。人間が群れを成した時に、動物以下の愚かさ、醜さ、無秩序、混沌が表出される事を思い知った。本書に出てくる言葉、おまけに直訳過ぎる読みづらさは本当に「醜」の一言に尽きる。
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なぜイギリスではフーリガンが暴れ回るのか。80年代、その疑問を解くべく彼らと何年か行動を共にしたアメリカ人のルポ&考察。
イングランドのあちらこちらで毎週土曜 サッカーの試合のたびに、破壊、放火、略奪、場合によっては後遺症が残るほどのケガ人が出るが、それがせいぜい地方紙レベルのニュースにしかならない荒(すさ)みっぷり。
単なる群衆が暴徒へと変化していくまさにその瞬間の記述が生々しい。集団での暴力が歓喜の体験であり、その共有を求めて麻薬のように繰り返されていく…。 -
この本は面白い! 1990年ワールドカップ・イタリア大会。数年来不調だったため、誰もが予想していなかったにもかかわらずイングランドは大健闘。フーリガンを予選開催地のサルディニア島から出さずに追い返そうとしていたイタリア政府はその対策に頭をかかえていた……。この本は、熱狂的暴力的フットボールファン、「フーリガン」に魅せられたアメリカ人筆者が、フーリガンとともにすごすうちに、その陶酔的愛国心と抑圧された階級のやりばのない怒りに肉迫していくドキュメント。ハイライトはワールドカップだが、FAカップのときの無法ぶりなど、戦慄を禁じ得ない。スタジアムでたびたび圧死事件があったのもこのころだったか。
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