ここが違う、ドイツの環境政策

著者 :
  • 白水社
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784560040737

作品紹介・あらすじ

本書はエネルギー、交通、ゴミ、教育、水、観光等のテーマに則しつつ、環境先進国ドイツの政策や対策を具体的に紹介。環境学をまなぶ学生や、市民、企業、自治体必読の環境読本。

感想・レビュー・書評

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  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/31508

  • 日本はもっと外国に学ぶべきだと思う。

    環境・エネルギー問題はドイツに学ぼうよ! 原発ゼロだって夢じゃないぜ!

  • ドイツのことを知らない人におすすめ☆
    ドイツ、特に「環境首都」として知られるフライブルクで行われている環境政策について、とても詳しく書かれている。取り上げられている分野もゴミ、エネルギー、水、森、ツーリズム、建築、交通、教育など多岐に渡っている。
    文章が平易なので、とても読みやすい :)

    同じ工業国なのに、日本との取り組み具合のあまりの差にびっくりする。

    この違いが生まれた要因は2つあると思った。
    1つは政府や企業や自治体が、環境に配慮した生活をする方が経済的に得をするシステムをつくったこと。
    もう1つはそのシステムを作らせた市民の声や行動力。

    「ドイツよりも自然資源が豊かな日本は、『環境先進国』になる素質は十分ある。あとは『やる気』だけだ。また、日本の環境政策は日本の中から生まれるべきものである。ドイツから学ぶべきは政策ではなく市民の意識や行動力だ」という著者の意見に共感しました

  • ドイツ人って街づくりに本気だと思う。
    実際に行ってみると分かる。
    エコとか環境とかへの意識が高いのは
    そういうところがスタートなんじゃないかな。
    だから苦しいとか大変だなんてことは
    あまり感じていないんじゃないと、勝手に思ってる。
    まぁそう感じさせてないだけかもしれないけどね。

  • 大学の授業でムリヤリ買わされて読まされて感想書かされた本だけど、意外に良かった。環境のことを本気で考えました。日本政府はドイツ政府を見習え!手始めに電車代を安くしてください。

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著者プロフィール

東京都生まれ。
国際基督教大学教養学部自然科学科生物学(生態学)専攻卒業。
1983年から1986年に、西ドイツのフライブルク大学に子連れ留学する。1990年からフライブルクに永住、ヨーロッパの環境政策・対策について執筆・講演・調査、動植物や環境問題についての英語・ドイツ語書籍の翻訳を行う。

「2018年 『ようこそ、難民!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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