10.1/2章で書かれた世界の歴史

ジュリアン・バーンズ 丹治愛 丹治敏衛

• 白水社 (1970年1月1日発売)

感想・レビュー・書評

[がとさんの感想 · 2015年11月12日]

8/28 読了。

[bibliomagiaさんの感想 · 2014年8月31日]

パロディー、裁判記録、学術論文、手紙、エッセー・・・様々な形式で書かれた短編からなる1冊です。
短編同士がリンクすることで、物語の真相が見えてくる、よくある作品とは異なります。
この作品は、歴史・・・人類がこれまでにしてきたこと、を語るのではなく、人の語る歴史とはかくあり、という作者の考えに基づき、10と1の短編が書かれています。
ポストモダン的な作品で、楽しめる人と楽しめない人が分かれそうな内容ではあります。

[猫武炸成さんの感想 · 2012年10月12日]

2012年10月12日

＜A History of the World in 10.1/2 Chapters＞
　　
装幀/東幸見