アルゴールの城にて

著者 :
制作 : 安藤 元雄 
  • 白水社
4.25
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本棚登録 : 14
レビュー : 1
  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784560045121

感想・レビュー・書評

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  • あの3人を普通に人間と思って読んでいるうちは「ちょっと豪華絢爛すぎないか」とぎくしゃくと読んでいた。あまりにも華麗なので、人については滑稽に感じてしまったほど(3人で泳ぐ章は真顔で読めなかった)。人以外のものは実に美しく妖しく感じられてすてきなのだけれど。

    でも、3分の2くらいきたあたりで、アルゴールって死んだ人たちの土地なんじゃないかっていう気がしてきた。それだったらなんだか腑に落ちる。思わせぶりと気配だけの亡霊の土地。または3種類の異なる性質を持つ勢力がぶつかり合う別世界。

    まあでもマニア向けなんじゃないかという一冊。『シルトの岸辺』のほうがとっつきやすいです。

    「二本の棒」のシーンはなかなかぞくぞくした。

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