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Amazon.co.jp ・本 (342ページ) / ISBN・EAN: 9784560047767
感想・レビュー・書評
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高野文子の「黄色い本」を読んで、これを読んでみたくなった。
「チボー家の人々」から、ジャックが登場する部分を抜き出して再構成したもの。これだけで独立した物語として読めるようになっている。
「誰も自分のことをわかってくれない」
といういわゆる反抗期から、少し成長して自分のやるべきことを見つけて突き進むまでの時期を描いている。
動作や情景から感情がよく読み取れる原文の構成がとてもよいということもあるが、訳の日本語がとてもこなれていてリズムがよく、非常に読みやすい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
チボー家のダイジェスト版でジャックが墜落していくところまでが平易な表現でまとまっています。よいこの夏休みの読書に最適ですぜ。すでにトウがたってしまったワタシ的には、反戦だけでなくてインターナショナルを本気で夢見ていた人がいたことを子どもに知らせる内容にしてほしかったです。墜落するところで終わっているので、その後ジャックがどのように死ぬかという凄惨な場面は削除されていて、これも配慮でしょうか。
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(2021-05-25)
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10年前に箱とイラスト、装丁に惹かれて買った1冊をいまごろ読了する。
少年が青年になるまでの物語。
しかし、舞台は第一次世界大戦前の時代だとわかるのは中盤から。
ラストは衝撃的。
女性の人権とか、平和とか、ちょうど今と重なるようなことを言っていて、他人事とは思えない気分に。
ピュアで情熱的なジャックのファンになる。 -
事実は小説より奇なりなんとも言うけども、昔の小説は、まぁ淡々と日々を綴るようなというか、エンターテイメント性に欠けるというか、いや、それこそが文学ってものなのか。でもこのジャックさんの、まぁそこまで皆に公開するほどのすごい人生ってほどでもないような、いやまぁそこそこワイルドにも思わなくもないけど、でも語り部の力量って言うか、もうちっとアピールする力が必要じゃない、こんな事じゃ読者はついてこないよ、って編集に言われなかったのか、というね。まぁそんなこんなで生きているジャックさんなんですけどね、最後にあとがき読んだら、ジャックさん苦悩する日々を送ってる感じだったのに、しっかりやる事やってるんじゃんか!ていうのが一番の衝撃でしたね。あとがきは最後まで読んだらアカンですね。
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高野文子さん「黄色い本」から興味を持って借りてみました。新装版では高野さんが挿画を描いています。
「チボー家の人々」のジャックに焦点を当てた構成になっています。青少年期の不安や苛立ち、何でも出来るような気持ちと何一つ思うようにならないもどかしさの間に揺れるジャックの姿に、時代は違っても自分の姿を見るような気持ちになります。
著者プロフィール
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