- Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
- / ISBN・EAN: 9784560049501
作品紹介・あらすじ
トンデモない!?世紀末ニッポン。紫の鏡、受験・就職、セックス、食のウワサなど、当世の日本を映し出すハナシとしての「現代伝説」を収集・解読した、『ピアスの白い糸』『魔女の伝言板』に続く話題沸騰のアンソロジー第三弾。
感想・レビュー・書評
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NDC分類 361.45
「四つんばいのお婆さんが時速百キロの車を追いかけてくる? 紫の鏡という言葉を20歳まで覚えていると死ぬ? 某百貨店のライオン像にまたがると試験合格? 他にセックス、食のウワサなど、世紀末ニッポンの現代伝説を収集・解読したアンソロジー第三弾。」
目次
1 新たな恐怖(電気つけなくてよかったな;ベッドの下に;事故は三台 ほか)
2 受験・就職活動(ばあやといっしょ;ジンクスを破る;ライオンに跨がる ほか)
3 日常生活奇談(ハンケチをズボンへ;通信販売の絵;偽物にご用心! ほか)
4 鏡(紫の鏡;幽霊が映る鏡;死に顔が映る鏡 ほか)
5 不思議な世界(枯れ葉の下の小人;夢で見た町並み;夢で自分の前世を見る ほか)
6 植物(アジサイは人を食う;人面花;しゃべる花 ほか)
7 セックス(ウェルカム トゥー エイズ ワールド;男性の生殖細胞;チョン切れる ほか)
8 食(コークの製造;コカ・コーラの秘密;コーラがおいしくなったわけ ほか)
常光 徹[ツネミツ トオル]
1948年、高知県生まれ。國學院大学卒業。国立歴史民俗博物館名誉教授、総合研究大学院大学名誉教授。博士(民俗学)。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
現代の口承伝話を紹介する書。
紹介されてる話は有名な話ばかり(マクドのみみずバーガーや電気を点けなくてよかったななど)だが、その典拠を示しているのが興味深い。その典拠が最古とは言えないが、最低その時期にはその話があったのだなと理解出来る。
編纂者のスタイルは、心霊現象否定派の立場での口承の紹介という形であるのがひっかかる。が、まぁ、それはしょうがないのか。 -
池田さんと常光さんが参加しているので読みました。
これだけきれいにまとまった都市伝説本ってあんまりないので
けっこううれしい。 -
図書館で借りた本。けっこう古いフォークロア集ってところかな。
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2005年8月11日