- Amazon.co.jp ・本 (225ページ)
- / ISBN・EAN: 9784560049624
感想・レビュー・書評
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リーダーシップとはなにか。
国際協力とはなにか。
命とはなにか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
一所懸命なにかに取り組む人ってかっこいいよね。
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配置場所:摂枚普通図書
請求記号:329.36||Y
資料ID:50201480 -
国境なき医師団として、エボラウィルスが蔓延しているシエラレオネで働いていた山本さんの本。
青年海外協力隊を受けるにあたってブログを参考にさせてもらっていて、一度本を読みたいと思っていた。
平均寿命が最も短く、アフリカの中でも過酷な医療環境にあるシエラレオネ。
そこでの体験記がメインとなっているが、終盤は「国際協力とは何か」という大きなテーマも扱っていて
国際協力を志す者としては絶対に見るべき。
トイレが水洗じゃないとか、寄生虫が高確率でついている人と握手するとか、笑えないくらい過酷な環境の中で、
メリハリの効いた文章になっている。
すなわち、真剣なところは真剣だが、笑えるところは思いっきり笑える。(そうでもないと読めないかも)
印象的だったのは国境なき医師団ほどの団体でもやっぱり現地アクターとの関係性をつくるのに非常に
労力を割いていたこと。
地元の権力者、反乱軍などとうまくやっていくための関係づくりをやっていた。
そこはどこに行っても変わらないんだろうなと思う。どんなにいいことをしようとしていても、よそ者がいきなり
何かをするってのはなかなか刺激が強い。
国際協力ってなんだろうっていうことを考えさせられる本。
最後のコーランの話は深い。そしてPay it forwardなんだな。
山本先生自身の答えは見つかっていないってことだったので、自分もこれから考えていきたい。 -
何の本を読もうかなーと図書館をブラブラ。
このタイトルに目が止まった。
昔から国際協力とかに興味があったし、国境なき医師団名前は知ってたけど、実際のところは全然知らない団体。
1日で読み終わってしまった!
読みやすいし、著者の方のリアルな声などが書いてあってとても惹きつけられた。
自分の生きてる世界とシエラレオネは360度違う、でも同じ人間。日々生きてることに感謝せねば。
こういった部類に少しでも興味がある人なら、間違いなくオススメの一冊です。 -
国際協力の入門書であり、国際協力の考え方や現地での生活の様子なども書かれている本。
現地の考え方や風習を尊重しながら、対等な立場として、接すること、
また困難な状況でも諦めず、信念をもって活動すること、
そして、自分が去った後でもそのシステムが運用するように周りを教育すること
など勉強になることは多い。 -
題名の印象、悲惨で深刻でかわいそうな国に崇高な使命を帯びた医者が…というイメージは、いい意味でひっくり返されます。
もちろんそういう面はあるけれど、ボランティアとはどういうことか、「してあげる」ことにうさんくささや抵抗を感じる人にも、山本さんの言葉は響いてきます。
(isisi) -
シエラレオネという国の存在をこの本で知りました。
きつい内容の本だろうと思いましたが、山本氏の書き方は素晴らしいです!
とても読みやすく、途中ふっと笑える部分もありました。
何が本当の国際協力なのか、国際協力とはどういったものなのかを考えさせてくれる一冊です。
山本氏の本を読んだのはこの作品が初めてだったんですが、是非とも他の本も読んでみたいと思いました! -
こんなに悲惨で、こんなにかわいそうで…って話かと思ってたけど、違った。 そっか、「やってやってる」「現地の実情を無視した形で」だと、ただの侵略なんだなあ。
ゴキブリがでかいっていうのが衝撃。