かもめ (白水Uブックス 126 ベスト・オブ・チェーホフ)

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  • Amazon.co.jp ・本 (195ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784560071267

作品紹介・あらすじ

壊滅的な初日の悪評から二年、モスクワ芸術座の復活上演で一転して輝かしい成果を得、その名を不動のものにした記念碑的作品。名声を夢見て有名作家のもとに身を寄せたニーナが、恋に破れ、愛児を失いながらも、新進作家トレープレフとの再会の中で自己に目覚め、女優としての道を歩み始める物語。マイケル・フレインの英訳に拠る上演台本。

感想・レビュー・書評

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  • ニーナと主人公を再開させたために引き立つ、最後の場面の違いが鮮やか。題名がカモメであることを意識して読みたい。

  • こころがわり。

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著者プロフィール

アントン・パーヴロヴィチ・チェーホフ(1860~1904)
1860年、南ロシアの町タガンローグで雑貨商の三男として生まれる。
1879年にモスクワ大学医学部に入学し、勉学のかたわら一家を養うためにユーモア小説を書く。
1888年に中篇小説『曠野』を書いたころから本格的な文学作品を書きはじめる。
1890年にサハリン島の流刑地の実情を調査し、その見聞を『サハリン島』にまとめる。『犬を連れた奥さん』『六号室』など短篇・中篇の名手であるが、1890年代末以降、スタニスラフスキー率いるモスクワ芸術座と繋がりをもち、『かもめ』『桜の園』など演劇界に革新をもたらした四大劇を発表する。持病の結核のため1904年、44歳の若さで亡くなるが、人間の無気力、矛盾、俗物性などを描き出す彼の作品はいまも世界じゅうで読まれ上演されている。

「2020年 『[新訳] 桜の園』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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