三人姉妹 (白水Uブックス 128 ベスト・オブ・チェーホフ)

  • 白水社
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  • Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784560071281

感想・レビュー・書評

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  • イタリア、ベネチアなどを舞台とした作品です。

  • まだ一回しか読んでないけど、読み終わったあとは不思議な感覚。
    時代背景を知らなければわからない部分と、現代と共通する人の性のようなものが見えます。
    生きること、諦めること、惰性、理想と現実。

    登場人物がそれぞれに持つ不満。
    不満を言いながら、でも特別なにか行動しようとしない(時代的にできないのか?)その姿は、なんだか滑稽に見えた。

    幸せは、憧れの場所にしか無いのだろうか?
    なにも行動しなければ、憧れは永遠に憧れなんだなあと思った。

    わたしが読んだ本の表紙が出てこなかったので、この表紙の本が戯曲として書かれているかはわかりません。

  • モスクワは夢の土地。

  • ADA232

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著者プロフィール

アントン・パーヴロヴィチ・チェーホフ(1860~1904)
1860年、南ロシアの町タガンローグで雑貨商の三男として生まれる。
1879年にモスクワ大学医学部に入学し、勉学のかたわら一家を養うためにユーモア小説を書く。
1888年に中篇小説『曠野』を書いたころから本格的な文学作品を書きはじめる。
1890年にサハリン島の流刑地の実情を調査し、その見聞を『サハリン島』にまとめる。『犬を連れた奥さん』『六号室』など短篇・中篇の名手であるが、1890年代末以降、スタニスラフスキー率いるモスクワ芸術座と繋がりをもち、『かもめ』『桜の園』など演劇界に革新をもたらした四大劇を発表する。持病の結核のため1904年、44歳の若さで亡くなるが、人間の無気力、矛盾、俗物性などを描き出す彼の作品はいまも世界じゅうで読まれ上演されている。

「2020年 『[新訳] 桜の園』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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