灯台守の話 (白水Uブックス175)

制作 : 岸本 佐知子 
  • 白水社
4.07
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本棚登録 : 248
レビュー : 30
  • Amazon.co.jp ・本 (259ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784560071755

感想・レビュー・書評

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  • ジョン・アーヴィングの「神秘大通り」に出てきた作家で、興味本意で手に取った一冊。
    これが当たりで面白かったです。
    ひょんなことから孤児になった主人公とその子の養父となる灯台守、それから200年ほど遡った時代に生きた二人の女性の間で二重生活を送る牧師、二つの物語が灯台を中心に交錯して一つの太い物語になっていきます。
    初めて読んだ作家ですが、久しぶりに著作を集めてみようと思いました。

  • 2017.07.07

  • ひっそりとしていて
    暗闇と海の匂いのする物語。
    訳者あとがきで「永遠にここばかり訳していたいと思ったほど」とある箇所は、「永遠にここを読んでいたい」くらいの素晴らしさだった。

  • とてもオリジナリティーのある話。こんな話は初めて読んだ

  • 洋書翻訳ものは苦手だ。なかなか読み進めなくて苦痛だった。
    内容も再読しないとよく理解できてない。ピューは一体何者?
    他の人の評価が高くて驚く。
    西加奈子かオススメしていたので読んだけど私が手に取るべき本ではなかった。

  • いい本だった。静かで、力強い。
    漆黒と、灯台が照らす光の波が交互に打ち寄せるように、重層的に語られる物語。
    訳者あとがきに、 
    「すべてのものが闇に浸され、物を食べれば闇の味まで一緒に味わうような灯台の暮らしのくだりなどは、永遠にここばかり訳していたいと思ったほどだった」とあり、読者としてもそこばかり読んでいたい!と思ったほど。
    不思議な文体だけど、原文はどうなっているんだろう。気になる。

  • 好きな題材。文体がそのときの自分に合わなかったのか、単に期限が来て他にやることがあって返したのかどっちだっけ。今は読んでみたい。詩に向き合ってる今は。好きになるのか、やっぱりこれは自分にとっては違うと思うかどっちかな。

    ■備忘録…Twitterのフォロワーさんの感想 
    @clove_mix: ジャネット・ウィンターソン『灯台守の話』、すごく好きだった!全編が詩のように深い言葉で綴られているのに、不思議なほどに推進力がある。物語ることの力を信じさせてくれる本。

  • Uブックスに入ったので再読。言葉のリズムと美しさに酔うが、これは翻訳本なのだ。岸本佐和子さんは間違いがない翻訳者。
    離島への旅の途中、フェリーのデッキで、空と海を眺めながら読んだ。この孤独感と潮の香りに満ちた本を読むにシチュエーションにふさわしい・・・と思いきや、船酔いが怖くて読みやめてしまった。もちろんその後陸の上で読了。愛、悪、喜び、失意を豊かに物語る。

  • 全編を通して感じたのは、海と海風と、回転する光を放つ灯台。
    基本的に訳書は苦手だが、この本は気にならずに読む事ができた。

    訳者あとがきにある「〈物語ること〉で人は救われる」という一文。
    表現する事で、一時的にでも、また後々見返した時にでも、助けられる事は確かにあると思う。

  • ふたつの人格に翻弄されるダークと、いくつもの記憶を受け継ぐピュー。その対比にのめり込んで読んだ気がする。

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