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Amazon.co.jp ・本 (612ページ) / ISBN・EAN: 9784560080924
みんなの感想まとめ
日記という形式が、時に小説や思想書以上の深い意味を持つことを示す作品です。著者は、全体主義に対する反対の姿勢を持ちながら、個人的な体験や社会の現実を淡々と記録しています。特に、炭鉱労働者やロンドンの最...
感想・レビュー・書評
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私たちは、日記という何の変哲もないごくありふれた書く型式が、ときには本来の小説家の小説や思想家の著書以上に大きな存在となって、その時代や後世の者に意味深いものとして残される例を知っています。
ちょっと思い浮かべるだけでも、大正から昭和にかけて41年間も食べたものから体制批判までを漢文調で綴った永井荷風の『断腸亭日乗』や、推理・忍法帖・ホラー・明治物など八面六臂の活躍をした大ベストセラーを続出した人気小説家の山田風太郎が醒めた筆致で戦前・戦中・戦後を見つめて書いた『戦中派不戦日記』『戦中派虫けら日記』『戦中派焼け跡日記』『山田風太郎育児日記』他、そしてジャーナリスト・評論家の清沢洌が反戦リベラリズムを貫き通した『暗黒日記』などなど。
ジョージ・オーウエルが、ファシズムやナチズムやスターリニズムなどの全体主義に反対して『動物農場』や『一九八四年』というフィクションを書いた作家というだけでなく、スペイン市民革命の生き証人となって書いたルポルタージュの名作『カタロニア賛歌』の作者だということを知っている人なら、この日記のなかの、大不況の真っ只中の炭鉱に入り込んで炭鉱労働者の過酷な仕事と日常を切り取った「ウィガン波止場への道日記」や、ロンドンの最底辺の人たちの生活と労働を一緒になって経験して描いた「ホップ摘み日記」や、第二次大戦下のBBCで宣伝番組制作中に空襲を受けたことや祖国愛を書きとめた「戦時日記」などは、至極当然に受け止められるはずですが、やはり違います、本領発揮というか、彼の場合はすでにもう普通のかたちの日記とは到底呼べないような、独自の書くスタイルとして確立されたものを感じます。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
筆まめに日記を書いている。
真面目な記述ばかりで、奇妙なところがひとつもないので、逆に面白くない。ま、そもそも日記。人に読ませる設定ではないし。
1941年9月1日、ドイツがポーランド侵攻。戦争の記述がその少し前から始まり、緊張する。 -
図書館で借りる。
2016年8月3日、読み始める。 -
資料番号:011175965
請求記号:935.7オ
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