菊池寛と大映

著者 :
  • 白水社
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本棚登録 : 12
感想 : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784560081167

作品紹介・あらすじ

初代大映社長に就任した菊池寛。万全の態勢で依頼した永田雅一。文豪とラッパが築き上げた太くて短いビジネスモデル。

感想・レビュー・書評

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  • タイトルからノンフィクションかと思ったが、小説だった。
    戦中から終戦直後までの、菊池寛が大映社長をしていた頃のいろいろな断片を、菊池寛と永田雅一を交互に視点人物として記しているが、断片過ぎて、ふうーん、という感想。
    昭和19年ごろは、(少なくとも菊池寛家では)結構いいものを食べられていたことなんかは面白かった。
    「永田雅一にとって、菊池寛は神のようなひとであったのだ。」(p.228)という設定で(事実そうだったのかもしれんが)、永田が視点人物の箇所では、菊池先生について地の文でも敬語を使ったりしていて、著者が菊池寛の孫なので、なんかビミョーな気分になる。
    それにしてもこの著者、文藝春秋に入った後、高松市菊池寛記念館の名誉館長で、あげくに菊池寛ネタで本を出して、お爺さんに依存しまくり?

  • 「菊池寛急逝の夜」に続いて、孫が描く大映社長としての菊池寛の姿、そして永田雅一。大映という映画会社には、昔から妙に惹かれるものがあり、そちらの興味もあって読んでみました。「菊池千本槍」という作品、機会があればぜひ見てみたいです。

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