- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784560083277
感想・レビュー・書評
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元来地図を読むのが苦手なたちなので、作者の想像力にそこまで乗っかれないのだけど、一見市販されているかのような地図が、完全に想像の産物だというのには驚かされてしまう。また、この作者だけじゃなく、ジャンルとして成り立つ程度に他にもやってる人がいるのにも驚いた。
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テレビで紹介されていたので、読んでみました。
作者の説明は飛ばして、専ら添付の空想地図を眺めてしまいました。
「こんな都市があればいいのに」という見方ではなく、
「この都市、何県?」と思うほど違和感のない、
ある意味“普通の”地図でした。
これが空想なんて…すごい一言に尽きます。 -
中盤の、中村市探検の部分はおもしろいです。
ほかの部分は著者の空想地図フィールドワークの経緯や
周りの人への広がりなどが書かれています。
「未日常」(おそらく著者の造語)の感覚は
よその町での散歩が好きなので、なんとなくしっくりきました。
街歩きの時の空気の感じ方のヒントになりそう。 -
とても興奮して読み始めたけれど、よくよく考えたら、ぼくも、まだ無い場所の図面を書いてたのと、それらが実現していることも知ってるわけで、妄想の面白さってたしかにあるけれど、それだけでは、すこし足りないかもなとおもった。
なぜかぼくの地元の高槻が著者にとってわりと評価が高いらしく、驚いた。 -
素晴らしい。
現実には存在しない中村市という町を設定し、その地図を作ってしまった作者の本。
対象が存在しないから自分の好き勝手に作れるというのではなく、その存在しない場所がもしかしたらどこかにあるのかも、と思わせるだけの説得力を持たせるには何よりも現実の都市を真摯に見つめ、都市らしさとは何かを考え続けなければならない。その上に空想を乗せることで中村市に命が宿るし、作者はそれに成功していると思う。もっとも顕著にそれを感じたのが中村市バスツアーだった。
こうなると、一度も行ったことのない都市とこの本の中にある中村市の間に違いはない。どちらも存在しているし、存在していない。
空想地図を作ることは、多くの人にとっては無意味な行為としか映らないかもしれないが、こうしたことをずっと継続することでしか到達できない場所というのは確実にあると思う。
現実を通して非現実を見せてくれるこの本は、小説でこそないけれど、自分にとっては幻想文学だった。 -
すごいというか、暇というか…(^^;;。
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幼い時から架空の町を想像して地図にしていたなんて、すごい人がいる!と感心する。
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【アジアインタビュー】台湾夜市ゲーム研究者 三文字昌也さん - NNA
https://www.nna.jp/nnakanpasar/ba...【アジアインタビュー】台湾夜市ゲーム研究者 三文字昌也さん - NNA
https://www.nna.jp/nnakanpasar/backnumber/200501/topics_002/
『台湾夜市遊戯大全』三文字昌也・著 | 台灣夜市遊戯店
https://twyoichi.stores.jp/items/5cd0ca38272bd07a0c5a652f2021/07/02
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デザイナ
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