シティ・ファーマー: 世界の都市で始まる食料自給革命

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本棚登録 : 97
レビュー : 11
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784560084021

作品紹介・あらすじ

工業化・グローバル化された食品生産・流通システムがもたらす食の安全への危機に対して、私たちは何をすべきか。パリ、ロンドンなど世界の都市で始まった新たな食料生産のムーブメントをレポートする。

感想・レビュー・書評

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  • 世界の都市で展開されている、地産地消の新たな潮流を解説した一冊。大都会の小さな農地で生産される多様な野菜などを新鮮なうちに、その都市で消費するのです。農場から消費店舗までの距離が短ければ、食材の輸送におけるCO2排出量も減らすことができるという考え方。

  • 都会のど真ん中で農業を。著者はカナダのフードライター。ロンドンのフォートナム&メイソン、ピカデリー本店の屋上で養蜂されているそう。しかし、あまり付加価値の高い作物を作ると盗難の心配もあるとかで、世知辛い。
    表紙の写真から、もっと個人的な規模の菜園を想像していたが、地方自治体やNPO 絡みの事例も紹介されているし、「ハイドロポニクス」や「オルガノポニコ」といった未知の言葉にも出会った。
    ところで「果物をもいで食べられる公園」って良いなあ。

  • 素晴らしい。取材された地産地消の小さな単位の農業の明るい未来だけが感じられるが、その携わる方々の苦労や、こういった活動の背景にある大きなクライシスにも焦点をあててもいいと思った。

  • この本は凄く面白かったし、自分がシティーファーマーであることに気づいた笑。
    日本では制約が多すぎて勝手に空いたそのへんの土地や河川敷で畑を耕せないのでゲリラファーマーは出来ないのが残念。もっとそこができるようになれば都市農園も拡大しやすいだろう。


    いろいろ感想はあるが、一番良かったのはキューバという国の歴史が簡潔によくわかったこと。
    本来、日本もこうあってほしいという理想がその国にあった。国の体制は違ってもキューバのように万一の時の自給自足で乗り切れる国としての自立力を身につけるのは大事なことだと思った。
    何にも読みたい本の一つです。

  • 20161030 これからの農業のあり方のヒントになる。自分の将来にも絡みそうな内容。又、手にすることが確実に有りそうだ。

  • 長いこと直売所を愛用して、遅ればせながら昨年から家庭菜園も始めたのだけど、何だこれは自分も世界的な流行に乗っかっていたのかと苦笑いしながら読んだ。表紙の家庭菜園はすごい。水遣りはどうしているのだろう。土が流れたりするはずだが…

  • 素敵な写真の表紙である。ロンドンの住まいのベランダで食べられる作物の手入れをしている住人。あるときは合理的な自給自足、あるときは経済が衰退した土地を再利用、それは人的コミュニティの再生でもある。イギリス、アメリカ、カナダの成功事例が紹介されているのが興味深い。巻末のキューバの生活も、農民のほうが医者や弁護士より収入が多いというのも驚きだった。

    白水社
    http://www.hakusuisha.co.jp/detail/index.php?pro_id=08402

    WebDICE
    http://www.webdice.jp/dice/detail/4605/

  • 書籍についてこういった公開の場に書くと、身近なところからクレームが入るので、読後記はこちらに書きました。

    http://www.rockfield.net/wordpress/?p=4772

  • 世界の都市で、屋上菜園、養蜂場、都市農家が広がり、超高層ビルの狭間にあった「食の砂漠」が「食のオアシス」に変わりつつある。パリ、ロンドン、ロス、バンクーバー、トロント、ミルウォーキー、デトロイト、シカゴ、キューバ。都市を緑にして自給しよう。

    戦時中は庭で野菜を栽培、そのくらい切実な状況が起きているってことなのだろうか。日本にもこの波はやってくるのだろうか。

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