- Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
- / ISBN・EAN: 9784560086322
感想・レビュー・書評
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「ひとり学び」というだけあって、とても読みやすい。
加地伸行『漢文法基礎』も以前読んで、いい本だと思ったけれど、それよりもっと読みやすい。
版型のせいかもしれないな、とも思うけれど(文庫は一ページの情報量が限られるので、こういう本には向かない気がする)。
自動詞他動詞の区別が漢文法にはないということなど、とても勉強になった。
感動詞や語気助詞のニュアンスの差なども説明されていて、とても有用だ。
加藤さんというと、最近の新書では音のイメージを意味につなげる傾向が強くて、ちょっとついていけない部分を感じていたが、この本ではそういう話はほとんどなかった。
それも好感を持った一つの理由かも。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
漢文を学ぶと、実は日本語を理解する上でも、漢字を理解する上でも役立つことが多い。漢字がただひたすらに並んでいるイメージのある漢文だが、読めると面白く、新しい発見があります。
興味のある人は、ぜひ読んでみて下さい。(教育学部 国語専修) -
若・如だっか?,本文と訓読では異なる字が使われている。
166頁 尚 例文に「尚」を脱す。
167頁上 「達する」の下「。」を脱す。
167頁下 「あらためる」=⇒「あらたムる」か?
170頁上 「しょうぜざればなり」 「以」字を無視している。「しょうぜざるをもってなり」ではないか?
171頁上4 「好仁者惡不仁者」ヒトをこのむものとふじんをにくむもの
172頁上「嘑爾而与之,行道之人弗受」……みちをゆくひともこれをうけず。
「これを」って,まさか「行道之」の「之」?そんなアクロバット,あり?
172下「よりは」
例文をみると「与」単独ではなく,「与其」でつかわれるようだ。
173上「皆物之情也」もののじょうなり。
「皆」はどこへいった?
173上末「如此哉」このごとからんや。
「カクノゴトシ」は漢字ではどうかくのだろう?
78上 館
個人的には「居着いて家庭教師をする」の意をあげる。
179上 「糾」きゅう「あざなフ」 「糾」きょう「あざなフ」
おなじ意味なのに、わざわざふたつあげるのは理解にくるしむ。
そもそも「きょう」は、常用漢字の字音にはいっているのか?
180上 勤 [つク]例文「つくすべからず」
「つク」と「つくす」は、おなじことばとしてくくっていいのか?
186下 首 「顕に示す」
意味不明。理解できない。
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