白文攻略 漢文法ひとり学び

著者 :
  • 白水社
4.25
  • (2)
  • (1)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 69
レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784560086322

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 「ひとり学び」というだけあって、とても読みやすい。
    加地伸行『漢文法基礎』も以前読んで、いい本だと思ったけれど、それよりもっと読みやすい。
    版型のせいかもしれないな、とも思うけれど(文庫は一ページの情報量が限られるので、こういう本には向かない気がする)。
    自動詞他動詞の区別が漢文法にはないということなど、とても勉強になった。
    感動詞や語気助詞のニュアンスの差なども説明されていて、とても有用だ。

    加藤さんというと、最近の新書では音のイメージを意味につなげる傾向が強くて、ちょっとついていけない部分を感じていたが、この本ではそういう話はほとんどなかった。
    それも好感を持った一つの理由かも。

  • 漢文を学ぶと、実は日本語を理解する上でも、漢字を理解する上でも役立つことが多い。漢字がただひたすらに並んでいるイメージのある漢文だが、読めると面白く、新しい発見があります。
    興味のある人は、ぜひ読んでみて下さい。(教育学部 国語専修)

  • 若・如だっか?,本文と訓読では異なる字が使われている。
    166頁 尚 例文に「尚」を脱す。
    167頁上 「達する」の下「。」を脱す。
    167頁下 「あらためる」=⇒「あらたムる」か?
    170頁上 「しょうぜざればなり」 「以」字を無視している。「しょうぜざるをもってなり」ではないか?
    171頁上4 「好仁者惡不仁者」ヒトをこのむものとふじんをにくむもの
    172頁上「嘑爾而与之,行道之人弗受」……みちをゆくひともこれをうけず。
    「これを」って,まさか「行道之」の「之」?そんなアクロバット,あり?
    172下「よりは」
     例文をみると「与」単独ではなく,「与其」でつかわれるようだ。
    173上「皆物之情也」もののじょうなり。
     「皆」はどこへいった?
    173上末「如此哉」このごとからんや。
     「カクノゴトシ」は漢字ではどうかくのだろう?

    78上 館
     個人的には「居着いて家庭教師をする」の意をあげる。
    179上 「糾」きゅう「あざなフ」 「糾」きょう「あざなフ」
     おなじ意味なのに、わざわざふたつあげるのは理解にくるしむ。
     そもそも「きょう」は、常用漢字の字音にはいっているのか?
    180上 勤 [つク]例文「つくすべからず」
     「つク」と「つくす」は、おなじことばとしてくくっていいのか?

    186下 首 「顕に示す」
    意味不明。理解できない。

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

明治大学教授
著書に『貝と羊の中国人』(新潮新書)、『漢文力』(中公文庫)、『絵でよむ漢文』(朝日出版社)、『京劇  政治の国の俳優群像』(中公叢書・サントリー学芸賞)、『本当は危ない「論語」』(NHK出版新書)、近著に『日中戦後外交秘史』(新潮新書・共著)ほか多数。NHKラジオ中国語講座の講師を歴任。

「2021年 『漢文で知る中国 名言が教える人生の知恵』 で使われていた紹介文から引用しています。」

加藤徹の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
三浦 しをん
J・モーティマー...
ジャレド・ダイア...
佐藤 優
マーク・ピーター...
有効な右矢印 無効な右矢印

白文攻略 漢文法ひとり学びを本棚に登録しているひと

ツイートする
×