- Amazon.co.jp ・本 (146ページ)
- / ISBN・EAN: 9784560086575
感想・レビュー・書評
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どこかの国の言語に興味を持つ理由なんて、ただなんとなくでもいいんだと、最近読んだ黒田先生の書籍2冊で後押ししてもらった。(勝手にそう受け取っている)
だから今回は、私の好きな白水社のしくみシリーズの中から、黒田先生の奥様のチェコ語を図書館で借りた。
開いてすぐ、小さく「イラスト:瀬名恵子」と書いてあることに気づき、ご家族で仲良しで素敵、ウフフッてなった。
(黒田先生のお母様がせなけいこさん)
アルファベット表のところの可愛いうさちゃんという1箇所だけで残念だったけれど。
本書もとても読みやすく、チェコ語って中性名詞があるけど冠詞が無いんだとか、語尾変化と発音が難しいなとか、楽しく読めた。
半分過ぎまでは…。
(難しいって言ってもよいのは、その言語に真剣に取り組んでいる人だけだ、というようなことも黒田先生は書いておられたので、黒田先生には叱られちゃいそうだけれど)
しかし、私の頭ではどうしてもついていけず、以後飛ばしてしまった。
そして最後の【実際のしくみ】のところはまたちゃんと読んだ。
文化や歴史については、これもまた好きな、河出書房新社のふくろうの本と明石書店のエリアスタディーズを借りてきてある。
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白水社のしくみシリーズのチェコ語版。チェコ語の性格を簡単に全体を俯瞰できる1冊です。
ただ、専門用語抜きで説明するというのがこのシリーズのポリシーだと思うのですが、チェコ語の文法的なむずかしさをむずかしさも感じてしまいました。やはり地道に少しずつ勉強していくのがチェコ語は向いているのかもしれません。