本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784560091296
作品紹介・あらすじ
国際関係においては、他国に対する対抗処置としてしばしば「○○国への制裁」という言葉を耳にする。武力行使が国際法上禁止されている現在、制裁は相手に負荷をかけることによって譲歩を引き出し、国家の目的を達成するための外交手段として用いられてきた。
制裁措置のなかでももっとも頻繁に用いられてきたのが経済制裁であり、国家にとっては国益の保持・増大のため、国際機構にとっては国際秩序の回復・維持のための主要な手段になっている。
近年では、自由や人権、民主主義といった普遍的な価値を蔑ろにする国家や企業、個人を対象にした制裁もおこなわれるようになってきた。
なぜこうも頻繁に制裁は用いられるのか? 制裁とは、誰が、どんな目的を達成するために、どのような措置を使って、いかなる戦略のもとに科すのか、そして、そもそも効果はあるのか?――
本書はこれらの謎に理論と実践の両方からアプローチすることによって、外交政策としての制裁とりわけ経済制裁の評価を試みる。
制裁の理論的整理から過去の事例の概観、アメリカはじめ各国の詳細にわたるまで、はじめての制裁ガイドブック!
感想・レビュー・書評
-
東2法経図・6F開架:329.5A/J37s//K
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
【本学OPACへのリンク☟】
https://opac123.tsuda.ac.jp/opac/volume/723163 -
制裁の用語定義や分析枠組み、指標を示した上で、主に米中ソ(露)国連EUが課した各制裁を個別に分析。
なるほど、各制裁の経緯はよく分かる。しかしその成否を考えると途端に分からなくなる。何をもって成功とするのか。著者自身も成功と失敗の二分法を取らない。象徴的な意味と実質的効果。一般市民はじめ副次的影響。他の選択肢との比較。時間枠。
にもかかわらず、制裁は21世紀の国際情勢の中心的機能であり続けるだろうと著者は述べており、おそらくそうなのだろう。
著者プロフィール
本多美樹の作品
本棚登録 :
感想 :
