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Amazon.co.jp ・本 (470ページ) / ISBN・EAN: 9784560091562
作品紹介・あらすじ
なぜプーチンは無謀な侵攻を始めたのか?
本書は、ロシアとウクライナの権力中枢に近い情報源の証言を基盤に、クレムリンの論理を解くことによってプーチンが戦争を決断した謎に迫るとともに、ウクライナ出身の自らのルーツ、戦場の有様を活写し、主要メディアが「必読書」と絶賛するノンフィクションだ。
ロシア国境に迫ってくるNATOの脅威は、ロシア権力中枢に反応を引き起こす。プーチンとシロヴィキは冷戦の最前線にいたKGBで育った面々だ。彼らにとってソ連崩壊はトラウマになる敗北であり、NATO拡大は傷口に塩を塗られる屈辱だ。ロシアはウクライナの親ロ派ヤヌコーヴィチの当選を無効にした「オレンジ革命」と、再出馬で政権を握ったヤヌコーヴィチを追放した「マイダン革命」の背後に米国の影を見た。国家の威信回復に着手したプーチンとしては座視できない。マイダンをきっかけとするクリミア併合でプーチン支持は最高潮に達し、この成功体験がウクライナ侵攻につながっているという見立てだ。
歴史的経緯から、クレムリンの妄想、外交の舞台裏、凄惨な戦場、今後の分析まで、〈ジョージ・オーウェル賞〉受賞作家が深層を掘り起こす!
AIがまとめたこの本の要点
この本を表す言葉
みんなの感想まとめ
戦争の背景や進展を詳細に探求し、プーチンの決断に至る心理を深く掘り下げた本書は、ウクライナ戦争の複雑な事情を理解するための貴重な資料です。著者は、ソ連崩壊後のロシアの状況やNATOの拡大がもたらした影...
感想・レビュー・書評
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戦争の前史から2023年初頭の状況まで。マイダン革命から戦争開始、初戦での制圧失敗、ブチャ等での民間人殺害、欧米の対応、と大きな流れは知られたとおりだが、記述は詳細。
特に前史の段階で、ソ連崩壊後のロシアが「貴族の親戚に招かれた田舎者」という例えが秀逸。NATO拡大、またプーチンらが米国の影を感じたオレンジ革命とマイダン革命、ロシア正教右派や帝国幻想、これらを通じ軍事侵攻へ傾いていく心理が描かれる。
著者の妻がロシア人のためか、ロシア国内の模様も具体的。表現規制は侵攻当初よりも時間が経つとより厳しくなる。戦争逃れか反対かで国外に出る人々は早々に出る一方、大多数は全体に同調する多数派志向も相まって戦争支持。エリートの多くはリスク回避や既得権益保持のため声を挙げないという点はリアルだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ウクライナ戦争初期の1年に書かれた本。大分状況は変わっていると思うが、かなり突っ込んだ取材をされていて生々しい。
長いので、読んでる間に前の方を忘れるのが難点だが。
プーチンて元々確固たる信念があるわけでもなく、特定利益集団に担がれているというのは読んだことがあった。剛腕独裁者ということではなくて、国民の心情を巧みに読み取って実現してきたのが秘訣らしい。
ロシア自体が猜疑心と被害者意識の塊ってことか。ロシアがない世界に興味がないと言っていたのを思い出す。
本気で西がロシアを潰すつもりだと考えていたんだろう。
ロシア人は、結構、強いものに普通に日和る文化らしくて。反抗する人は、海外へ逃げたり拘束され済み。
さて。この先本当にどうなるのか。 -
【本学OPACへのリンク☟】
https://opac123.tsuda.ac.jp/opac/volume/730159 -
ソ連崩壊後のロシアに対する支援がなく、NATOを次々に東方に拡大した事が、ロシアのメンツを潰し、恨みを買った結果がこの戦争の伏線だと言うこと。
始まった戦争の終結は困難を極めるだろう。
それまでEUとアメリカは支え続ける事ができるのか?
プーチンの妄想を食い止めてほしい。 -
東2法経図・6F開架:319.3A/Ma94b//K
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