キサラギ シナリオ版

著者 :
  • 白水社
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本棚登録 : 48
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (154ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784560094006

感想・レビュー・書評

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  • とにかく映画が好きで、DVDを何度も見ているのだが、本屋で偶然見つけて即座に購入。
    シナリオの勉強中なので、そういう面からも大変ありがたい本である。
    作者によるあとがきもまた、シナリオを書こうとする人には非常に参考になる。そうなのだ、シナリオは何度も何度も書きなおしてよくなっていくものなのだ。
    「英語は間違ってるけど」という台詞が映画で付け足されたというエピソードや、ラストのヲタダンスもあとから生まれたものだという話は、シナリオというものの立ち位置をよく伝えている。
    映像で見ても面白いが、シナリオを読んでもやはり面白かった。特殊なギャグなどなくても、状況次第でとてつもなくおかしくなってしまう台詞、というのは私も大好きで、そういうものが書きたいといつも思っている。
    何度も読み返しそうな1冊である。

  • もう一度映像の方を見たくなる。
    そう、ただそれだけの話。

  • 映画が大好きで購入。

    面白いですが、人によっては映像の方がわかりやすいかもしれません。

  • 映画と違う所を見つけたり、映画の分からなかったところが分かったり。うんうん。でも、古沢さんの言う通り、脚本は双眼鏡。それを通してみた水晶玉はキラキラ輝いてます。



  • 映画みたいのになかなかみれない。
    でもおもしろかった。

    あんたもかいっ!!って感じで次々と登場人物のバックグラウンドが判明していくのだが。。。

    とにかく死後1年たっても5人の男たちに愛されていたミキちゃんは幸せじゃないかなあと思います。

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著者プロフィール

2002年脚本家デビュー。「ALWAYS 三丁目の夕日」で日本アカデミー賞最優秀脚本賞受賞。「ゴンゾウ 伝説の刑事」で向田邦子賞受賞。主な作品に「外事警察」(NHK)、「鈴木先生」「リーガル・ハイ」「デート〜恋とはどんなものかしら〜」「コンフィデンスマンJP」。またEテレ子ども向け人形劇「Q〜こどものための哲学」の脚本を担当するなど多分野にわたり活躍。

「2023年 『どうする家康 三』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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