市民的抵抗 非暴力が社会を変える

  • 白水社 (2023年1月5日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (402ページ) / ISBN・EAN: 9784560094693

作品紹介・あらすじ

革命をもたらす3.5%の力

 「ある国の人口の3.5%が非暴力で立ち上がれば、社会は変わる」。
 この「3.5%ルール」で一躍有名になったのが本書の著者で、ハーバード大学ケネディ行政大学院教授のエリカ・チェノウェスだ。
 本書は、この「3.5%ルール」をはじめ、市民的抵抗の歴史とその可能性を探る試みである。どこか弱々しく、悲壮なイメージがつきまとう非暴力抵抗だが、実証的にアプローチしてみると、その印象は一変する。
 過去120年間に発生した627の革命運動の成功率を見てみよう。暴力革命と非暴力革命とではどちらが成功したのだろうか?
 1900年から2019年の間、非暴力革命は50%以上が成功した一方で、暴力革命はわずか26%の成功にとどまる。
 これは驚くべき数字である。なぜなら、暴力行為は強力で効果的であるのに対して、非暴力は弱々しく効果も乏しいという一般的な見方を覆す数字だからだ。
 他方、この10年で非暴力抵抗の成功率は下落傾向にある。「スマートな独裁」とともに、運動がデモや抗議に過度に依存していることが背景にある。
 社会を変革するための新たな方法論の本邦初訳。

みんなの感想まとめ

社会を変革するための非暴力的な手段としての市民的抵抗の重要性を探求した本書は、特に「3.5%ルール」を通じて、非暴力抵抗の成功率が暴力的手段よりも高いことを実証的に示しています。過去120年間の627...

感想・レビュー・書評

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  • 「SDGsで危機は脱せない」"緑の資本主義"の欠陥 | リーダーシップ・教養・資格・スキル | 東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュース
    https://toyokeizai.net/articles/-/395704

    非暴力の市民的抵抗の成功:エリカ・チェノウェス- World BEYOND War
    https://worldbeyondwar.org/ja/success-nonviolent-civil-resistance-erica-chenoweth/

    市民的抵抗 - 白水社
    https://www.hakusuisha.co.jp/book/b616377.html

  • 「非暴力抵抗は常に成功するわけではないが、市民的抵抗を非難する者たちが考えるよりも、はるかにうまくいく。」
    今読んで良かった、声を上げることに意味はあると思える。
    訳者あとがきで筆者に対する批判についても記してくれていて、一面的にならずに見られるのも良かった。

  • 日本にいると体感では分からないが、今も世界は(物理的な)暴力で満ち溢れているが、それでも(物理的、構造的かつ社会的)暴力を減らすには非暴力を貫き通すということの重要性が分かる一冊。
    斎藤幸平『人新世の『資本論』』で3.5%論が取り上げられたのでこの数字だけが一人歩きしている感も否めないので、是非、
    『人新世〜』を読まれた方、
    日本から社会運動を盛り上げたい、社会をなんとかしたい、と思う方には読んでほしい。

  • 世界で、身の回りで、結局のところ、暴力でしか物事を解決?するしかないのか?と長らく疑問だった。そして、マハトマガンジーの非暴力は、どのようにして成功したのか?これを読む前のイメージは、拷問や投獄に受け身で悲惨な凄惨な状況に耐え忍んだ結果だと思っていた。
    それは、戦略的な周到な準備のある活動だったのだ。
    非暴力というよりは、市民的抵抗civil resistance
    市民的抵抗とは、優しく礼儀正しいことではなく、コミュニティ行動に依拠する。ストライキや、鍋を叩いて騒音を出して抗議したり、不買行動など。
    ①市民的抵抗という方法で、物事を解決する成功率は、暴力を用いるより高い。
    ②市民的抵抗がうまくいくのは、敵方の支持基盤から離反を生み出すことによる。
    ③代替経済制度、代替政治集団なども含む活動である。
    既存の制度が転覆した後が実は大事。
    ある国の人口の3.5パーセントが非暴力で立ち上げれば社会は変わる。
    本当にそう思える。

  • 暴力と非暴力の市民的抵抗の対比で書かれているが、暴力を非難するのではなく、暴力よりも非暴力の市民的抵抗の方が効率的で効果が得やすいといった論調のためフェアに比較できる。そして3.5%の市民が行動を起こせば社会を変えられることはよく覚えておきたい。改革を起こすには3.5%は非常に大きな比率であり、変革を起こすためにどれだけ仲間を募るかの一つの指針になり得る。

  • 1900年~2019年までの市民的抵抗を網羅的に調査し、統計結果と個別の研究から説得的な論考を進める画期的な本。
    様々な方向から丁寧に説明されているので、自分の中でぼんやりと考えていたことに輪郭と裏付けが与えられる思い。
    市民的抵抗の活動中の方も、活動していないが社会問題の解決に心を悩ませている人も、ぜひ一度読んでほしい。

  • ブラックライブズマター、アラブの春などは明らかな暴力を振るっただが、この本で扱われる市民的抵抗には言語の暴力も含まれている気がします。
    非暴力だけで物事を解決するむすがしいですね。

  • 【メモ】
     著者website
    https://www.ericachenoweth.com/
     なお著者・訳者ともに国際関係論が専門(個人的に、帯のマルクス主義者が余計だと思う。社会運動の専門家でもない)。

    【書誌情報】
    原題:Civil Resistance: What Everyone Needs to Know (Oxford University Press, 2021)
    著者:Erica Chenoweth
    訳者:小林綾子
    出版社:白水社
    出版年月日 2022/12/28
    ISBN 9784560094693
    判型・ページ数 4-6・402ページ
    定価 3,080円(本体2,800円+税)

    革命をもたらす3.5%の力
     「ある国の人口の3・5%が非暴力で立ち上がれば、社会は変わる」。この「3.5%ルール」で一躍有名になったのが本書の著者で、ハーバード大学ケネディ行政大学院教授のエリカ・チェノウェスだ。
     本書は、この「3.5%ルール」をはじめ、市民的抵抗の歴史とその可能性を探る試みである。どこか弱々しく、悲壮なイメージがつきまとう非暴力抵抗だが、実証的にアプローチしてみると、その印象は一変する。
    過去120年間に発生した627の革命運動の成功率を見てみよう。暴力革命と非暴力革命とではどちらが成功したのだろうか?
     1900年から2019年の間、非暴力革命は50%以上が成功した一方で、暴力革命はわずか26%の成功にとどまる。これは驚くべき数字である。なぜなら、暴力行為は強力で効果的であるのに対して、非暴力は弱々しく効果も乏しいという一般的な見方を覆す数字だからだ。
     他方、この10年で非暴力抵抗の成功率は下落傾向にある。「スマートな独裁」とともに、運動がデモや抗議に過度に依存していることが背景にある。
     社会を変革するための新たな方法論の本邦初訳。
    [https://www.hakusuisha.co.jp/book/b616377.html]

    【目次】
    謝辞/まえがき

    序章
     なぜ「市民的抵抗」と呼び、別の呼び名でないのか?
     市民的抵抗はどのように発展したのか?
     市民的抵抗の成功率はどれくらいか?
     市民的抵抗の典型例は何か?
     本書の構成

    第一章 基本事項
     市民的抵抗はどのように変化を生み出すのか?
     非暴力をどう定義するか?
     代表的な非暴力行動とは何か?
     市民的抵抗と抗議の違いは何か?
     市民的抵抗において芸術や音楽にはどのような役割があるか?
     市民的抵抗におけるユーモアの役割とは何か?
     「並行機関」とは何か?
     暴動は市民的抵抗と考えられるか?
     所有物の破壊は市民的抵抗と考えられるか?
     ハンガーストライキ、焼身自殺や他の自傷行為を市民的抵抗と考えられるか?
     市民的抵抗と市民的不服従の違いは何か?
     デジタル・ハクティビスムは市民的抵抗と考えられるか?
     ほとんどの非暴力運動参加者は穏健主義者か?
     市民的抵抗と「礼儀正しさ」はどう関係しているか?
     市民的抵抗キャンペーンと社会運動の違いは何か?
     市民的抵抗運動にはどのような段階があるのか?
     市民的抵抗を用いることが正統であるのはいつか?
     非暴力抵抗は道徳に欠けたものになり得るか?
     抑圧された人びとが抑圧と戦うのは市民的抵抗という手段によってのみと考えて良いか?

    第二章 いかに市民的抵抗はうまくいく?
     市民的抵抗キャンペーンを効果的にするのは何か?
     非暴力の市民的抵抗運動はどのようにして大勢の支持者を惹きつけるのか?
     成功を収める市民的抵抗運動はどうはじまるのか?
     民衆が動員の機会と動機を持つとき、なぜ武力抵抗ではなく非暴力を選ぶのか?
     効果的な市民的抵抗キャンペーンに定式はあるのか?
     だれが市民的抵抗運動に参加するのか?
     女性はどのように市民的抵抗に関わるのか?
     市民的抵抗運動はどのように政権支持者の離反を促すことができるのか?
     離反とクーデターの違いは何か?
     政権に攻撃を受けながら、いかに運動は支持者を惹きつけるのか?
     どの市民的抵抗戦術がもっとも効果的、あるいはもっとも非効果的か?
     ソーシャル・メディアやデジタル技術は非暴力運動にどう影響するか?
     三・五パーセント・ルールとは何か?
     運動が人口の三・五パーセントをデモに巻き込めさえすれば必ず成功するのか?
     三・五パーセント・ルールに例外はあるか?
     もっとも高い割合の人びとが参加したのはどの運動か?
     三・五パーセント・ルールは指導者の退陣や独立を達成するといった大きな変化を目的としない運動に
     適用可能か——たとえば、気候変動運動や、地方政府、企業や学校に対する運動はどうか?
     たった三・五パーセントという少数で政府を転覆できるということは民主主義にどういう意味を持つか?
     市民的抵抗運動が成功するためには、たったひとつの明快な運動理由が必要か?
     どのようなタイプの組織構造がもっとも有効か?
     カリスマ的指導者は必要か?
     非暴力的抵抗は民主主義体制、先進国、あるいはよりリベラルな文化でのみ有効なのか?
     非暴力キャンペーンが失敗することがあるのはなぜか?
     市民的抵抗が企業相手に成功したことはあるか?
     市民的抵抗が人種差別のような長きにわたる抑圧体制に対し成功したことはあるか?
     市民的抵抗は深く分裂した社会で機能し得るか?
     市民的抵抗はどのように広まるのか? 何がその広まりを促進あるいは阻害するのか?
     ある国の政府が他国の市民的抵抗運動を煽り立てたことはあるか?
     ある程度の国際的な支持がなくとも市民的抵抗はうまくいくか?
     なぜ多くの人びとがソ連崩壊に驚いたのか、そして二十年後に「アラブの春」でも驚いたのか?
     非暴力抵抗が不可能な状況——あるいは暴力抵抗がより有効な状況はあるか?

    第三章 市民的抵抗と運動の中から生じる暴力
     何を暴力に含めるか?
     組織立った武装集団が非暴力運動と共に戦うことはどのくらい一般的か?
     純粋な非暴力運動はいまだかつてあったのか——つまり、道路上の殴り合いや暴動といった非武装暴
     力のない運動はあったのか?
     非武装暴力を含むキャンペーンにはどのような例があるか?
     暴力を暗にほのめかす非暴力キャンペーンばかりではないのではないか?
     周縁暴力の中には非暴力運動の成功を助ける暴力があるか?
     暴徒は非暴力キャンペーンを損なうか?
     暴力は長期的にはいつも市民的抵抗運動を害するか——あるいは状況によっては運動の助けになるのか?
     周縁暴力は、長期的にはどのように各国に影響を及ぼすか?
     煽動者は周縁暴力を煽ることにどれくらいの頻度で成功するのか?
     暴徒を参加させたり、受け入れたり、許容する非暴力運動があるのはなぜか?
     では、非暴力運動は周縁暴力をどのように予防あるいは制限できるか?
     暴力を使うかどうかで根本的に意見が一致しないとき、運動はいかに団結を維持できるか?
     暴力的にはじまった運動は市民的抵抗キャンペーンに移行できるのか——そして成功するのか?
     周縁暴力は不可避なのか?

    第四章 市民的抵抗と運動に対する暴力
     抑圧とは何か?
     人びとは残虐な独裁者に対して非暴力市民的抵抗キャンペーンを試してみることはあるのか?
     非暴力キャンペーンに対する抑圧はどれくらい一般的なのか?
     抑圧は非暴力キャンペーンにどのような影響を及ぼすのか?
     市民的抵抗はどのような意味で危険なのか?
     政権が非暴力キャンペーンに大虐殺という手段で対応することはどれくらいよくあることなのか?
     市民的抵抗キャンペーンは抑圧にどう反応するのか?
     インドの塩の行進は、大英帝国ではなくヒトラーに対する闘いであったら、非暴力を維持できたか?
     武装抵抗は大量虐殺政権と戦うことが求められるのか?
     政府下の民兵、暗殺部隊、その他の非政府武装集団が暴力的に攻撃してくるとき、キャンペーンはどう対応してきたのか?
     非武装運動に対する抑圧が裏目に出るのはいつか?
     市民的抵抗キャンペーンは抑圧に弱い参加者や潜在的参加者が抱く恐怖をどう扱うのか?
     市民的抵抗運動は虐殺を予防あるいは減少させ得るのか?
     国際社会は非暴力運動に対する虐殺を予防できるのか?
     残虐な政府に対する制裁は非暴力闘争に立ち上がる市民を守る助けになるのか?

    第五章 市民的抵抗の未来
     非暴力革命はなぜより一般的になってきているのか?
     市民的抵抗は時代を経るにつれて効果的になっているのか?
     市民的抵抗運動の効果はなぜ二〇一〇年以降低下しはじめたのか?
     スマートな抑圧とは何か、運動はどうこれに適応しているのか?
     権威主義的支配が進展しつつある昨今、権威主義政権に定着した力に挑戦する上で、市民的抵抗に未来はあるのか?
     非暴力キャンペーン終了後に何が起こるのか?
     市民的抵抗が勝利したあとに権威主義体制への揺り戻しが起こることがあるのはなぜか?
     市民的抵抗の活動家は政治的突破を成功させたあとの移行の準備をどうしてきたのか?
     市民的抵抗は真の意味で革命的目標を達成することに成功してきたのか?
     市民的抵抗は新型コロナウイルスのパンデミックにどう反応してきたか?
     市民的抵抗が多くの事例で有効であると証明されたのに、人びとが完全には市民的抵抗を受け入れていないのはなぜか?
     一般の人びとにとって難しくなく手の届きやすい市民的抵抗にするにはどうすればよいか?
     市民的抵抗についてみなが知るべき五つの点とは何か?

     訳者あとがき
     人名索引/註/文献/付録(おすすめ資料/キャンペーン一覧)

  • 316.1||Ch

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  • 「市民的抵抗-非暴力が社会を変える」
    著者:エリカ・チェノウス
     
    一般的印象とは違い、非暴力運動の成功率は高く、非暴力抵抗のキャンペーンは半分以上が成功したことに対し、暴力抵抗のキャンペーンの成功率は25%しかなかった。それを証明する文献です。

    非暴力運動=市民的抵抗で、ストライキ、デモ、ボイコット、座り込み、非協力等。風刺や落書きも非暴力運動に入る。

    ① 成功率は運動の政治力に左右される。あらゆる所得層、職業、宗教に支持され、多種多様な団体と連携することが重要である。海外の同様の団体や人権支援国家とも連携することももちろん重要である。
    ② 更には敵=権力側の人員にも協力者、味方に取り込む。
    ③ 非暴力運動は大勢に市民が参加しやすく、暴力運動は大勢に市民に反感や不信感を持たれて、結局味方を減らしてしまう。非暴力で穏健だからこそ信頼しやすく、信頼できるのに、暴力的になれば裏切られたと感じてしまうため。
    ④ SNSはお知らせ機能(何月何日にどこでデモをします、等)としては非常に有用だが、これだけに頼っていては脆弱だ。実際に人々が動かなければならない。「いいね」をクリックして満足すれば、そこで終わってしまう。
    ⑤ 絶頂期で全国民の3.5%が革命運動に参加していると、失敗しない。
    ⑥ ナチス占領下のノルウェーやデンマークではナチスの車両の燃料タンクに砂糖を流し込む(タンク内で砂糖が溶けてガソリンが使えなくなる)、抵抗方法を地下出版で広める、情報を盗んで抵抗グループに教える、限定的ストライキや自宅待機、物流の停滞(デンマークでナチスが使おうとした列車の車掌が出勤しなかった)ユダヤ人を自宅で匿い、スゥエーデンに海路で運んだ(7,000人のユダヤ人が助かった)。
    ⑦ 市民団体が地元住民から尊敬され、協力を受けていると弾圧を受けても生き抜ける。それには非暴力運動によってしか市民団体から敬意を受けることができない。
    ⑧ 2000年代から市民的抵抗件数は下がっている。大規模な運動が減った。ゼネラルストライキや大規模市民的不服従ではなく、大衆デモに頼りすぎている傾向がある。また、デジタルプラットフォームにも頼りすぎる傾向がある。
    ⑨ 暴力的になる周辺暴力に対して、非暴力運動派は寛容になっている傾向がある。
    ⑩ 体制派のスマートな抑圧方法が洗練されてきている。それらしい嘘を言う、報道を抑え込む、見かけ上法律を守って法律通りに権力を強奪して国民を抑圧している様に見せかける。
    ⑪ それでも市民的抵抗はスマートな抑圧の対抗手段を構築しつつある。
    ⑫ 非暴力運動は地味な方法で、暴力運動の方が成功すると未だに思われがちだ。だからなかなか浸透しにくい面があるが、それでも地道に運動することで、目的を達成し、社会をより良くすることができる。

    先日ドナルド・トランプが自分の誕生日祝いのために無理やり陸軍にパレードをやらせた6月14日に、アメリカをはじめ全世界でNo Kingsデモがあり、アメリカでは400万人-600万人が参加した。間を取って500万人が参加したとすると、このデモ1件で全人口の1.47%が参加した。1%を超える事すら稀なのに、この参加率は驚異的であり素晴らしい市民的抵抗だ。それだけトランプが無能で邪悪な独裁者であり、大統領たる資格はない、という意味である。共和党は既に補欠選挙で勢力が均衡している自治体で敗北し、6:4で共和党が優勢な地域では5:5にまで支持率が落ちてかろうじて勝利しているほど、支持率が落ちている。今卑劣で汚いICEが移民を誘拐、拘束し、カナダ人の移民が収容所で殺された。今後も更に犯罪を重ねていく。それに比例して市民的帝国は増加し、反比例して支持率は落ちる。
    我々はこの存在すべきではない独裁者に勝たなければならない。

    ところで①で海外の同様の団体や人権支援国家とも連携することももちろん重要である、と書きましたが、私達も同じく、海外の非人道的行為に対して(英語や現地語がひつようですが)反対意見を表明することは小なりとは言え効果があり、それが積み重なれば大きな効果と発展します。小さな効果がなければ大きな効果は生まれないですね。

  • 学ぶべきことは多い。3.5%の市民がキャンペーンに参加すれば抗議は成功する。これは当たり前だが絶対ではない。しかしその数字に囚われることなく市民が不正義に対峙することや声を上げることを一人でも多く増やしていくことは大切なこと。暴力抗議より非暴力抗議の方が成功しやすい。あくまでしやすいとのことだし文脈や状況にも左右はされるのだろうけど敵対エリートや国家権力者や軍人や警察の離反を求めることが大切なのなら確かにこちらが暴力を用いては相手も暴力やそれ以上の暴力で対抗せざるを得ないということは直感的にも理解できる。
    包括的で多様な人々がより多く参加をし誰も周縁化せず非暴力を用いて周到に組織化をし不正義に立ち向かうことということですね。
    3.5パーセントでお前らの不正義も吹っ飛ぶさ。

  • 登録番号:0141991、請求記号:316.1/C38

  • 想田和弘2023123twより

  • 東2法経図・6F開架:316.1A/C38s//K

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著者プロフィール

Erica Chenoweth
2007年、米国コロラド大学で国際関係学の博士号を取得。現在、ハーバード・ケネディ・スクール教授。政治的暴力やテロリズムを研究してきたが、非暴力で政治・社会を変えることを目指す市民的抵抗に注目し、マリア・ステファンとの共著『なぜ市民的抵抗はうまくいく』(未邦訳)を筆頭に、多くの学術論文と学術書を精力的に執筆している。今回の訳書はチェノウェスの初めての単著である。

「2023年 『市民的抵抗 非暴力が社会を変える』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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