- Amazon.co.jp ・本 (484ページ)
- / ISBN・EAN: 9784560095133
作品紹介・あらすじ
これが神なのか!?
世界の神々、ここに集結!
太古から人間は、神話ということばによる表現だけでなく、視覚による図像表現を通しても神のことを考えてきた。世界的に見ると、神々を視覚的に表わすことが稀な地域や文化もあるなかで、本書はギリシア・ローマ、北欧、ケルト、スラヴ、アフリカ、アラブ、インド、中国、東南アジア、オセアニア、日本、南北アメリカなど、400以上の神々の図像をまとめたはじめての1冊です。
世界のさまざま神々に触れられるだけでなく、同じ神が時代や文化、そして多くの芸術家によってまったく異なるかたちで表現されていることに気づかされます。
また、この本のもうひとつの特長は、全体を天体や時間、異界、自然、超自然、動物、植物、道具など、10のテーマに分けたことにあります。各テーマはさらに細分化され、たとえば天体のなかの「太陽」の項目を見ると、神話によって多様な太陽像が描かれてきたことがわかります。
オールカラーの神々のイメージ群を通して、人類の彩り豊かな想像力と創造力の世界を堪能していただきたい。姉妹編の『神の文化史事典』と合わせて、人間味あふれるにぎやかな神々に触れてみませんか。巻末に掲載図版一覧、神名索引付。
感想・レビュー・書評
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■一橋大学所在情報(HERMES-catalogへのリンク)
【書籍】
https://opac.lib.hit-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/1001095214
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同じ写真とか資料を別の神でも出してくるのはNGです。ないわ。
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やはりカラーでなくっちゃ
分類が工夫されているがもうちょっと -
400以上の神がここに集結!時代や文化によって大きく異なる神の姿形。人類の想像力、創造力の世界をこの一冊で。(帯)
全編カラーは大変うれしいのですが、それにしても同様の紹介文や形が多いのには辟易してしまいました。ギリシア神話多過ぎる…。
ただ、テーマごとの分類が功罪どちらもあるのも事実。全く関係がなさそうな神々も、一つの視点でみれば共通性が見いだせ、実際に結び付きが考えられそうなのは面白いです。 -
人間は自分の想像力を、まずは神を作るために活用した。
神を作ったのは、自分自身の存在を説明するためだ。 -
世界中の神話が図像化された貴重な図鑑。10のテーマで構成されていて、単にアルファベット順や国別等ではない独特な構成にこだわりを感じる。インド、エジプト、北欧、中国、日本等、まったく異なった国々の神話のエッセンスがコンパクトにまとまり芸術的にも楽しめる、なかなかありそうでない一冊。
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豊富な図版とバリエーション豊かなネーミングを創作のお伴に。エジプトやローマ・ギリシア神話などのメジャーどころ以外は初耳の神様も多く、人類の歴史は神に満ちていると知らされる。八百万の神の国の住人としては、一神教に駆逐されて居場所が無いならうちにおいでよ、と言いたくなるようなバリエーションと魅力にあふれた設定と造形の数々。
掘り尽くされたようで、まだ「ヘスティア」のような金脈が残ってるので油断できない。 -
貸し出し状況等、詳細情報の確認は下記URLへ
http://libsrv02.iamas.ac.jp/jhkweb_JPN/service/open_search_ex.asp?ISBN=9784560095133