青の殺人

  • 原書房
3.36
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本棚登録 : 24
感想 : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (259ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784562032846

作品紹介・あらすじ

一部のファンの間では伝説と化した映画『ワイルド・ニンフ』を残して二十年前に失踪した映画監督の行方を追っていた映画プロデューサーが、何者かに殺害された。州知事の命を受けた特別捜査官マイカ・マッコールは現地に赴いたが、『ワイルド・ニンフ』に関係していたと思われる人々は一様に口を閉じ、捜査は難航する。その映画には何が封じてあったのか。被害者はその封印を解いてしまったのか。そして失踪した映画監督の正体とは誰なのか…。「巨匠たち」がおくる熟練の本格長編。

感想・レビュー・書評

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  •  これはどうみてもクイーンとは思えないなと思ったら、エドワード・ホックがクイーン名義で書いたものだった。ホックは怪盗ニックを一冊読んだきりだが、彼にしちゃよくできているのでは。マイカ・マッコールという知事直属捜査官が単身殺人事件の謎を追うというハードボイルドミステリ。探偵役のマイカが特権的地位にあって地方市警なんか歯牙にもかけない何様的言動がハードボイルドとしては気に入らないが、ストーリーや結末の意外性(というか拍子抜け?)はまずまず。それはともかくBlue Movie Murdersがなんで青の殺人になるんだか。

  • 失踪した映画監督ソル・ダルーマン。ダールマンが唯一製作したポルノ『ワイルド・ニンフ』に魅せられたプロデューサー・ベン・スローンの殺害事件ん知事の依頼で捜査するマイカ・マッコール。ロックビュウでの捜査。町の産業であるフィルム製作企業のストライキ。フィルム製作会社社長ザヴィア・マン。ロックビュウでスローンがダールマンを探すために手紙を送った人物を訪ねるマイカ。ザヴィア・マンの妻エリザベスの秘密。ストライキを指導するキャリーとの対立。スローンの秘書スザンヌの証言。女性解放運動家シンシアの活動。

  • エラリー・クイーンの作品を初めて読んだ。
    そもそも、クイーンがフレデリック・ダネイとマンフレッド・リーの合作ペンネームで、本作は「クイーンの愛弟子」であるエドワード・D・ホックが、リーとダネイの監修を経て、クイーン名義で発表したものだそうだ。
    ややこしや。
    しかも、自分にとって初めての海外ミステリーだった。
    「ピケ」や「ロビー活動」、「タウンハウス」など、一般的な言葉だけど自分が知らないだけなのか?こういった言葉がまず新鮮だった。
    映画を観ているような感覚で読み進めることができた。
    最後のソル・ダールマンの正体は「やられた」という感じ。

    伝説的な映画「ワイルド・ニンフ」を残して20年前に失踪した映画監督の行方を追っていた映画プロデューサーが何者かに殺された。
    州知事の命を受けた特別捜査官マイカ・マッコールは、現地に赴くが、関係者は一様に口を閉ざし捜査は難航する。
    映画監督ソル・ダールマンの正体とは?

  • 2000年3月3日、初、並、帯なし
    2013.2.08.伊勢BF。

  • エドワード・D・ホック著☆エラリー・クイーンて複雑なんだねぇ(x_x;)すごく読みやすい一冊だった。フーダニットものだけど丁寧に読めば犯人はわかるかな?
    ハードボイルドテイストな主人公でかっこよかった(笑)

  • 監修作品で、
    文体が違うため先入観を抱いている人は
    消し去らないと違和感を感じること必至。
    後半の思わぬ不意討ち以外は
    まったくの別物と認識したほうがよさそうです。

    事件の進み方も
    そんなに目立ったものがなく盛り上がりに欠けます。
    というか真相に迫ってもワクワク感を
    感じないのです。

    それといらん色気場面が
    名義をぶち壊してくれているし。

    最後の思わぬ事実は
    面白いけどそれ以外は名義負け。
    愛弟子にしてはあまり文章力はない気が…

    最後で星4つだけど
    それ以外はまあ…

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著者プロフィール

エラリー・クイーン。フレデリック・ダネイとマンフレッド・B・リーの合作ペンネーム。従兄弟同士で、ともにニューヨーク、ブルックリン生まれ。1929年『ローマ帽子の謎』で作家としてデビュー。ラジオドラマの脚本家やアンソロジストとしても活躍。主な代表作に『ギリシア館の謎(32)、『エジプト十字架の謎』(32)の〈国名シリーズ〉や、『Xの悲劇』(32)に始まる〈レーン四部作〉などがある。また編集者として「エラリー・クイーンズ・ミステリ・マガジン」を編集、刊行した。

「2021年 『消える魔術師の冒険 聴取者への挑戦Ⅳ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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