- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784562036059
作品紹介・あらすじ
本書は、イギリスの中世に書かれた三つの物語を、『指輪物語』や『ホビット』の作者として有名なトールキンが現代の英語に訳したものを、さらに日本語に移したものです。
感想・レビュー・書評
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表題作や「サー・オルフェオ」等をトールキンが現代英訳したもの。
ガウェインは、マロリー版なんかとは全然描かれ方が違うなー!
物によってこんなに違うのか…。
オルフェオはまさかのハッピーエンド。
ええーこんなバージョンもあるんだ…!
最後の、ガウェインが別れを告げる詩がとても良くてグッと来た。 -
創作かと思ったら、古典の解釈だった。
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借りたもの。
トールキン独特の『アーサー王物語』になっている。
独自の設定、創作を織り交ぜ、読みやすく面白い。
熱血漢のイメージがあったサー・ガウェインが紳士的な騎士として描かれる。
『アーサー王物語』のひとつ、サー・ガウェインの物語の「この世界」という単語には”ミドルアース“とふられ、『ホビット』『指輪物語』の延長世界のようになっている。
韻文の形式や魅力は、翻訳では割愛され、わからないが、いつか拝読してみたい。
そんな興味を持った。 -
大学図書館にあったので。夏休みだし本を読もうということで貸出し。通学電車3日位で読了。ガウェインイケメェン!アーサー王熱また来てる(笑)
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この本は、『指輪物語』の作者として有名なトールキンが、イギリスの中世に書かれた三つの物語「サー・ガウェインと緑の騎士」「真珠」「サー・オルフェオ」を現代英語に訳したものを、さらに日本語訳したものです。
アーサー王の円卓の騎士の一人として有名なガウェイン。ある日、突然やってきた全身緑づくめの騎士の一太刀勝負を彼が受けるところから物語は始まります。その勝負の約束として、旅に出ることになったガウェイン。その道中、狼や巨人などとの戦いや、お世話になっているお城の夫人の誘惑にも立ち居振る舞う姿は、まさに騎士道で、見ていてすがすがしい。 -
非公式正誤表あります(登録 2 件)
http://public-errata.appspot.com/errata/book/4-562-03605-2/ -
ブログにレビューを書きました。
http://yo-shi.cocolog-nifty.com/honyomi/2005/03/__ecfd.html -
(「MARC」データベースより)
「サー・ガウェインと緑の騎士」「真珠」「サー・オルフェオ」という、イギリス中世に書かれた3つの物語を、ト-ルキンが解釈した形で現代語訳したものを日本語に移した作品集。