ロビン・フッド物語

  • 原書房
3.65
  • (4)
  • (7)
  • (12)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 71
感想 : 7
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (354ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784562037780

作品紹介・あらすじ

12、3世紀のイギリス、リチャード獅子心王の時代。統率力と義侠心、決断力、機知にすぐれ、仲間を最後まで見捨てない頼りがいのある男。いたずら好きで、負けず嫌いで、お人好しだがみなに愛される。伝説の英雄ロビン・フッドの血湧き肉踊る物語。小学校高学年から。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • これがサトクリフの処女作とは!
    意気揚々としたロビンも素敵だが、やはり落日の寂寥感の素晴らしさは震えがくるほど。
    歴史や伝説の中にたゆたう影のような人物をくっきりと立ち上がらせることにかけて、こんなに力のある作家は少ないのではないか。

  • 12、3世紀のイギリス、リチャード獅子心王の時代。統率力と義侠心、決断力、機知にすぐれ、仲間を最後まで見捨てない頼りがいのある男。いたずら好きで、負けず嫌いで、お人好しだがみなに愛される。伝説の英雄ロビン・フッドの血湧き肉踊る物語。

    中世英国が舞台、伝説の人物ロビンフッドの物語。過去にもたくさんのロビンフッドが出版されている。これはローズマリー・サトクリフが1950年に書いた小説を翻訳したもので、新しい時代に生まれたロビンフッドといえる。他のロビンフッドがどういう終わり方をしているのか知らないが、この本に限って言えばキチンと始末をつけていると思った。作者はこの本を全年齢対象としているようで、残酷なシーンはみられなかった。子供から大人も楽しめる良書であると思う。よくできた本だと思ったら、以前読んだピーターパンと同じ原書房の出版でした。

  • サトクリフ処女作。
    若々しい感じがする作品。

  • 俺はアイヴァンホーだの、リトル・ジョンだの聞くと、わくわくしてしまう。日本だと平安時代のイングランドの盗賊一味。岩波がもはやまるで流通していないので買った。面白いよ。

  • 子供の頃、わくわくして読んだロビン・フッド。
    大人になって読んだらどんな感じだろう、と思い読んでみた。
    マリアンとかリトル・ジョンとか忘れていたけれど「あー、居た居た!」と記憶の底から穿り返している感じで面白かった。
    最後は寂しい終わり方だったが途中は痛快に読めた。

  • 小さい頃あんなにわくわくして読んだのに、ずいぶん内容を忘れていた
    ロビン、マリアン、シャーウッドの森、くらいしか覚えていない わくわくしたことは覚えているけれど。
    やっぱり小学生くらいで読むのが正解

  • ストーリーがちょっと物足りないし、ロビン・フッドがかっこよすぎ。

全7件中 1 - 7件を表示

ローズマリ・サトクリフの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×