狭くて小さいたのしい家

  • 原書房
3.11
  • (1)
  • (5)
  • (30)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 91
感想 : 13
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784562037919

作品紹介・あらすじ

いま首都圏では、建築家の設計による敷地面積25坪ほどの小さな家が急増中。「小さくても自分の好きな街に好きなデザインの家で住みたい」と考える人が増えたせいでしょう。永江家もそう考えました。だけど、建築家に頼むってどうすればいいの?自分の住みたい家をどう説明すればいいの?…施主、建築家、職人、みんなが一丸となってくりひろげる、とびきりたのしい家づくりドキュメント。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 2018/06/30

  • アトリエ・ワンが設計、施工した住宅「ガエ・ハウス」
    施主永江さんの詳細な要望書から出発して東工大の塚本研の学生さん達が四苦八苦して完成していく様がありありと記載されている。予算と敷地と要望の三つ巴の戦いが巧みに具現化への道に導かれて行く様子が面白かった。

  • 38251

  • もっと図が欲しい、という意見に1票。
    ことばでは説明されているのだが、結果的にどういうおうちができたのかが今一つ立体的に見えてこない。

  • 著者とアトリエ・ワンが家を作る記録。わたしは家など作ろうと考えたことがなかったので、貸借権とか始めて知ったこともあったし、こんなにがっちり建築家の人と家を作るのって楽しそうだなとおもった。建築家の住宅ってもっと不自由なのかと思っていた。読んでいるだけではごちゃごちゃっとして、使いにくそうに感じられる部分もあったけど、家というのは概してそういうもの(住む人以外には不自由なもの)ということで正解でいいだろう。
    よかったところは、屋根を作った会社の人の話とか、アトリエ・ワンのひとの家の考え方(まちなみについて、家そのものについて、インテリアについて)、東京工業大学の学生さんの話、色んな方向から一つの家について話しているところ。人の話なのに飽きずに読めるところもよかったし、家を建てようと思っているひとは読んでみてそしてどんな家にするのか教えてほしいよね。。よのなかに建っている家の数だけこのやりとりがあるとおもうとわくわくするけど実際にはないのが残念なところです。

  • アトリエ系建築家と家を建てる夢を実現させた方の実例。これぞ00年代の家だと感じました。

  • 2012/02/29 対談パートはちょっと抽象的で難しい...もっと写真と図面を!

  • 家をつくるときの参考にした本。
    家ができるまでのドキュメントに、疑似体験させてもらいました。

  • 20008.7/21-22
     ガエ・ハウスができるまで。途中対談も入る。(アトリエワンの二人の話は横文字が多くて理解できない自分に笑う)狭小住宅の話はあまりないのでしっかり勉強する。

  • 住み慣れた街に新しく家を建てたい。永江さん夫婦が建築家とディスカッションをしながら進めた家造りのドキュメント。蔵書数を長さで表すとは、さすが、元書店員の発想。

全13件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1958年生まれ。ライター。書籍輸入販売会社のニューアート西武(アールヴィヴァン)を経て、フリーの編集者兼ライターに。90~93年、「宝島」「別冊宝島」編集部に在籍。その後はライター専業。「アサヒ芸能」「週刊朝日」「週刊エコノミスト」などで連載をもつ。ラジオ「ナルミッツ!!! 永江朗ニューブックワールド」(HBC)、「ラジオ深夜便 やっぱり本が好き」(NHK第一)に出演。
おもな著書に『インタビュー術!』(講談社現代新書)、『本を読むということ』(河出文庫)、『筑摩書房 それからの40年』(筑摩選書)、『「本が売れない」というけれど』(ポプラ新書)、『小さな出版社のつくり方』(猿江商会)など。

「2019年 『私は本屋が好きでした』 で使われていた紹介文から引用しています。」

永江朗の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×