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- Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
- / ISBN・EAN: 9784562039630
感想・レビュー・書評
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めっきり飛行機に乗ることが多くなり飛行機好きになりつつあるので、読んでみた航空小説。
ロンドンを飛び立ってから市街地、ヨーロッパ、シベリアに至るまでのコクピットからの描写の文章が、その風景を連想させるようでとても美しかった。
パイロット・CAの機内での会話や関係性もとても興味深い。
事故が起きてから羽田空港に着陸する直前の、PIC江波とCAチーフパーサ玲衣子がお互いを信頼して乗客を一人でも多く助けようとするシーンはとても胸が熱くなった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
パイロットの著者が書いた、かなりリアリティーのある小説。ロンドンー成田線が舞台になっていることもあり、妙に親近感が沸く。
リアルすぎて困るかも、と思ったので一時帰国の予定がない時期に読んでみたが、それほどでもなかったので、ほっとした。
面白かったが、女性(フライトアテンダント)に関する描写がイマイチ感情移入できないというか、現実感がないというか。
パイロットもそうだが、キャラ分けが甘いところもあるので、主要人物なのに、だれだっけ?内表紙を見返す事が多かったのが残念といえば、残念。
でも12時間の間に、こういうドラマが起こる可能性があるんだな、と、改めて知った。
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