イスラーム世界の基礎知識~今知りたい94章

制作 : 山内昌之監訳 
  • 原書房
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本棚登録 : 40
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (340ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784562042401

作品紹介・あらすじ

基礎知識、信仰、他宗教との比較、慣習と文化、テロリズム、社会、政治、経済など、イスラームへのあらゆる疑問に答える決定版。

感想・レビュー・書評

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  • <閲覧スタッフより>

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    所在記号:167||エス
    資料番号:20096211
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  • 質問形式になっており、わかりやすく、
    しかも、表面上だけでなく、踏み込んだ内容も
    コンパクトにまとめられていて、
    とてもわかりやすく、良い本だった。

  • 質問形式となっているので、理解しやすい。が、本文にもあったが、質問形式なので、重複する内容があり、これは復習にもなるので、良いと思った。
    カタカナ表記は訳者が複数いるのか(?)場所によって異なっていたのが残念。でも気づいたのは1個だけ。アラビヤ語を書かれても読めないので、日本語ではカタカナを使うしかない。
    近代のイスラーム教の問題も取り扱っている。9.11も含んだ内容。

  • 9・11同時多発テロの首謀者オサマ・ビン・ラディンが信仰するイスラム教。「シーア派」「イスラム原理主義」「タリバン」
    これらの固有のワードのみが先歩きし、実態については殆ど理解することもなく、ただイスラム教への漠然とした恐怖心だけは少なからず無意識下に染み付いてしまっていた気がする。
    髭面の男性、ベールで覆われた女性をテレビなどで見た時に、どこかで他の人種の人達とは異なる「何か」を持ち合わせているのではないかと捉えてしまっていたのかもしれない。それを、イスラム教への「負の側面」と繋げてしまう自分がいた。

    世界を知りたいという自分を、今の日本での生活への慣れが宥めすかしていた。世界中で起きている出来事を希求しなくても簡単に生きていける状況が、私の一歩を押しとどめた。

    変化をもたらしたのは、一人の日系アメリカ人だった。ノーマン・ミネタという人物が成し遂げたことは、私の内面に強く強く働きかけてきた。彼は、9・11テロ事件当時の運輸長官であり、あの当時アメリカ国内のアラブ系イスラム教信者を多くの批判や権力にも屈せずに守ったのだ。
    第二次世界大戦中、強制収容所での生活を経験していた彼は、罪もない人への差別は絶対にしてはいけないのだと、人種プロファイリングの否定を徹底して発言した。

    他方、人種プロファイリングを押し進めるべきとの主張をミネタ氏にぶつける著名人を見て、私は実に恐ろしく感じてしまった。一つのコミュニティに属する人間を、個人として扱うのではなく、単なる集合体の構成員として扱っているかの発言をテレビ番組で堂々と主張する彼らからは、ある意味でユダヤ人を大量惨殺したナチスの影さえ見え隠れしていた。

    そこで私は自分自身に問いた。
    世界中の誰に対しても、一人の「今」を生きる一人の人間として敬意を払うことが出来るかと。
    特定の民族、宗教などに対して差別的感情(これは肯定としても否定としてもある気がする)が無いとは言い切れない。理解する努力もせずに色眼鏡で見てしまっていたと思う。

    前置きが非常に長くなってしまったが、これらのキッカケでイスラム教という、日本人にはまるで馴染みのない宗教について学び知りたいとの願望が生じた。まるで、突然に。

    本書は、イスラム教に関するありとあらゆるQ&Aで溢れている。事細かに述べられた内容の中には、そこまでびっくりさせられたものはなかったけれど、キリスト教に次いで世界で二番目に多くの人から信仰されているイスラム教の「幅」の広さを感じた。
    アメリカ同時多発テロの影響から、イスラム教と言うとアフガニスタン、イラクなどの中東イメージが浮かび上がってくるが、例えば、イスラム教信者が最も多い国はアジアのインドネシアであったり、

  • 短い章で構成されているので目次を見て、興味のある章から読んでも分かりやすい。

    女性はベールをかぶることで「見た目の差別」から自由になれるそうです。そうなると、ミスコンの水着審査などは性を用いた差別の極みですね。

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