恋におちる確率 (ライムブックス ク 3-1)

  • 原書房
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (625ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784562043231

感想・レビュー・書評

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  • ダイエットを母親に強制されているミンは、恋人に別れを告げられてやけ酒をしているところに、自分が賭けの対象にされていることを知ってしまう。腹いせに、その男と食事に行くが、プレイボーイという噂のキャルはそこまで悪い男だとは思えなかった。賭けのことは忘れて、「友達」として食事につきあうことにしたが……。敵役はちょっと面白く思えなかったのでとばしてしまいましたが、まったく先が進まないミンとキャルの関係がとても面白かったです。いいじれじれ。家族のダメっぷりとか、友達同士の関係とか、ラブコメとしていいツボがいろいろと。問題は名前か。ヒロインの名字が「ドブズ」なのですが、日本語にするとどうしても「ドブス」としか読めなくて参りました(笑)。

  • 「恋におちる確率」太めの33歳独身ミンの恋愛事情は… 
    http://youyou-bookmovie.blog.so-net.ne.jp/2015-03-23

  • 35歳セミナー会社経営者+33歳保険数理士[more]<br /><br />おとぎ話。さくさく読めた。みんな口が達者だな〜。<br />子供を欲しがらないヒロインが珍しい。かな?<br /><br />'一ヶ月以内'って4週間なのか。次月の同日じゃないのね。<br />しかしロマンス本のDavidには陸なのがいないな…

  • ダイエット。33歳で独身のミネルヴァにとって、それは今現在の最重要課題だ。このままでは刻々と迫る妹の結婚式のためのドレスが入らない。おまけに突然、恋人から別れを告げられてしまう。彼を気に入っていた母親の非難は今や必至。そんなときミネルヴァは、プレーボーイと評判のキャルヴィンから、初対面にもかかわらず食事に誘われる。だがミネルヴァの元恋人がキャルヴィンに、彼女と一カ月以内にベッドをともにできるかという賭けを持ちかけるのを偶然耳にする。腹立ち紛れに食事の誘いに乗ったところ、ありのままの自分を認めてくれるキャルヴィンに惹かれてしまう。一方のキャルヴィンも、いつしか彼女に本気になってゆく。意思に反して何度も出くわす2人。友人たちも巻き込み、ミネルヴァとキャルヴィンの恋は…。RITA賞受賞、著者会心のロマンス。

    ヒーローとヒロインを取り巻く人間たちが魅力的。ヒロインの母親だけはちょっと異質だけど。どうしてそんなにダイエットやファッションに拘るのか、偏狂質的。それも後半になってだいたい解明されるけど。<br>
    ヒロインとヒーローの当意即妙な会話が楽しいし、ヒロインの親友たちの会話も楽しい。おとぎ話を信じているヒロインの親友の言葉は、おとぎ話だと片付けられないほど、真理を突いていることもあって読ませる。<br>
    不安を感じる現代人の、それでもおとぎ話を信じたい気持ちが程よく伝わる。あとお腹が空いているときには読まない方が良い。すぐにクリスピー・ドーナツに買い出しに行きたくなる。

  • 久しぶりのベタベタの恋愛小説
    やっぱり大好き 笑
    でもこの話は主人公が、自分のことを太ってると思ってるけど、男側から見たらセクシーな女性。。。だからうまくいったってことなのかなぁ??
    友達とかみんな、ちょっと会っただけで「彼女を手放すなよ」ってベタ褒めしたり。。。
    現実的ではないなぁ
    シンデレラストーリーって感じ

  • 原題は "Bet Me"

    33歳で独身の保険数理士(というのがどんな職業なのかはわからないけどそう書いてある)、二ヶ月つきあったのに寝ないからと彼氏に振られたばかり、そもそも冷静で慎重な性格と仕事柄(と書いてある)統計や確率に詳しく、ちょっとした冒険なんかもしない女性ミン。それが、二ヶ月経っても寝てくれない彼女に腹をたてて一方的に別れたその元彼氏が、仕事上の知り合いで自分よりいい男で前からいけ好かないと子供っぽいライバル心を燃やしていた相手キャルに、「あの子を一ヶ月以内にベッドに誘えたら1万ドル」と賭けをもちかけ、、、。

    別れ話をした同じバーで、そのままそれぞれの友人と飲みなおしていて、ミンとキャルはそれぞれの友人たちのノリと行きがかり上のことでディナーを一緒にとることに。でもミンは元彼がキャルに一方的に押し付けた1万ドルの賭け話を偶然立ち聞き(しかも中途半端に)してしまっていて、最初からケンカ腰。そうと知らないキャルはなんでこんなに敵対視されるのかワケがわからず、でもそのうちふたりは惹かれあって。

    という、まぁこのところ益々大量に出回っているいわゆる娯楽ロマンス小説のひとつです。ちょっとデフォルメし過ぎなところはあるにしても、ストーリーも会話も設定も、薄っぺらじゃなくて、面白かったです。ハッピーエンドに決まっているというのもなんにも考えずに楽しく読めて良し。

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