あなたのすべてを抱きしめて (ライムブックス ク 1-13)

  • 原書房
3.53
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本棚登録 : 79
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (497ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784562043446

感想・レビュー・書評

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  • 続きだから購入したが、前作にはまらず、今作は流し読み

  • 心の底で男を信じないヒロインが、その結果として男性と同じ行動をするというねじれが切ない。とある事情から鬱屈を抱えて生きる型破りな女性(良家出身)と、厳格な伯爵(妹の婚約者)があれこれ。反発しながら惹かれあう二人の丁々発止のやりとりは楽しかったのに★三つの理由は、賭け以降の展開と、ヒロインの問題が全てヒーローによって解決されてしまうところが好みじゃなかったから。お金持ちは好きなんだけど「結局、男は金だよな」じゃつまらないのよ。

  • 図書館の本

    デレクがいい人すぎて、かなり痛い。
    でも彼は彼で納得ずくなんだよね、そこが悲しい。
    アレックスの屈折した感情も、経緯を加味すれば理解の範疇。
    ヘンリーとニコールのサイドストーリーもないかしら?

    テムズ川はくさそうだなぁ。。。。

    Then came you by Lisa Kleypas

  • デレクが切なすぎ。主役カップルより彼の心情にひきこまれてしまう。

    と思っていたけど、再読したら主役カップルも甘くてよかった。
    特にヒーローは、婚約者を亡くして心を閉ざしていたのが、勝気なヒロインに刺激され怒りっぽくなって、陥落してからは超~メロメロヒーローに。この変化の過程が楽しかった。ヒロインは大きな問題を抱えているけど、広い心で忍耐強くヒロインを支えていて、ほんと王道ロマンス!!

  • 19世紀初頭のロンドン―大地主の令嬢リリーは、淑女らしからぬ大胆で型破りな行動と謎めいた美しさから社交界の華。
    しかし過去の痛手から、結婚はしないで独りで生きていくと決めていた。

    そんなある日、疎遠になっている家族の動向―妹のペニーが両親の強い勧めに従い、長年想い合っていた恋人と別れ伯爵・アレックスと婚約した―を知る。
    妹には本当に愛する人と結ばれて欲しいと願うリリーは、アレックスに会ってみて人柄を探るが…どうしても妹とはお似合いとは言えない嫌なヤツで!
    なんとかしてこの縁談を阻止しようと画策するが―
    一方、アレックスは過去に婚約者を落馬事故で失い、その想いに囚われていた。
    そのために婚約者とは正反対のペニーを妻に、と選んだものの―同じように大胆な行動をするやっかいな性格のリリーが気にかかり…。
    対立するリリーとアレックス―いつしかお互いの過去に囚われた想い、愛する人を失うことを恐れ踏み出せずにいることを知るのだが…

    これまた翻訳が刊行順と違うのが
    単独で読んでも面白いし、ロマンスものなら主人公同士がくっつくのも定石、だけれど…やっぱり多少のネタバレがあるわけで。その点が残念★
    リリーの過去は、この時代設定にしてはヘヴィかも。
    デレクの賭博クラブの描写は楽しいです♪料理や仮面舞踏会なんかが☆
    リリーとデレクとの友情…2人の微妙な、特にデレクの考えによって守られたもの、が両者を幸せに導いて良かった!
    ただ、事件は長年リリーを縛り付けていた割に、味方サイドは誰かが特に命の危機になる訳でもなく(踏み込み時には揉み合いがあっただろうケド、それは警官の仕事だしなぁ)あっさり解決なのが★
    妹たちも気付かれずにグレトナグリーンに行っちゃったし!
    翻訳者の後書きにもあるけれど“典型的なクレイパスのヒーロー”で、「壁の花シリーズ」の秋に似た雰囲気でした。
    秋より好みだったけど☆

    20080722

  •  あ、リリーさんって、こういう人だったんですか。この項、書きかけ

  • ヒストリカル、『あなたを夢みて』の関連作。
    おてんばリリーのお話で、話の流れはこちらの方が先(『あなたを〜』の4年前くらいか)。
    今作品を読むと、一段と『あなたを〜』のヒーロー・デレクが理解できる.....ホント、こっちを先に読むんだった。

    今作のヒーロー・レイフォード卿がそれまでの冷めたスタイルを(破天荒なヒロインのお陰で)ガタガタと崩していっちゃうところがなかなかナイス♪d(^0^)b グッ!

    リサの「じゃじゃ馬ならし」的作品。
    切なくて面白かった。
    .............(あらすじ).........................................................
    19世紀初頭のロンドン。紳士とともに狩りに興じ、賭博クラブのオーナーを友とする大地主の令嬢リリーは社交界の華。
    その謎めいた美しさに多くの紳士達が魅了されていたが、リリーはひとりで生きると心に決めていた。

    一方、妹のペニーは想い続けた人をあきらめ、両親の勧めに従って伯爵のアレックスと婚約する。
    しかし、妹には本当に愛する人と結ばれて幸せになってほしいと願うリリーは、この縁談を阻止することに。
    当のアレックスは、かつて婚約者を落馬事故で失って以来、悲しみから抜け出せずにいた。家名を接いでいくために、平穏でさえあればいい、と結婚を決意した矢先、目の前に現れたやっかいな女性がリリー。
    反発しながらも、アレックスはいつしか彼女に惹かれていく。愛する人を失うことを怖れ、心を閉ざして生きてきた二人は........。(本書の解説より)
    ................................................................................

  • 前作で登場しているリリーの話。
    リサは外れがないです。が・・・最近ちょっと飽きてきたか!?

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