黄昏にほほを寄せて ((ライムブックス))

  • 原書房
3.97
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本棚登録 : 85
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (456ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784562044108

感想・レビュー・書評

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  • ハサウェイ家シリーズ第三弾。ホテルの謎のオーナー、ハリーと偶然知り合った三女、ポピー。彼女は変人揃いのハサウェイ家の一員ながら、平凡な家庭を築くことを望んでいたが、強引なハリーの策により、彼と結婚するはめに陥ることになる。その策を知った彼女は激怒したが、しぶしぶ結婚せざるをなく……。
    ハリーはポピーのことが気に入り過ぎて結婚したわけですが、ポピーはだまし打ちされたわけで……というすれ違い状態から始まる結婚です。家族ものが好きだよね、私は!というのを実感。ハサウェイ家は本当にいいなあ……(しみじみ)。兄と妹四人組み+結婚相手の会話が楽しすぎる。そしてメリペン(犬属性)の家族愛しすぎ発言がまた……萌え萌えです。すぐ「殺す!」モードだし(笑)。ハリーは暗い過去から、なかなか困ったちゃんなのですが、彼は彼なりに真摯な態度が好感が持てました。おすすめー。

  • 読書日:2017年5月11日-5月14日.
    Original title:Tempt Me at Twillight.
    Author:Lisa Kleypas.

    The Hathaways第三作目。
    今巻の主人公はhotel経営者のHarryとHathaway家三女のPoppyです。

    HarryとCatherineが異母兄妹だと判明されたけど、
    この兄弟の秘密は結局Poppy達に明かされないまま…、
    前作『Wallflower』二巻目の、St. Vincent爵とEvangelineの様な終わり方をしたので、
    次巻にはその秘密が明かされると願っています。
    彼女の兄Viscount RamsayとCatherineは会えば罵り合うのに、
    どの様に恋愛に発展して行くのかが非常に楽しみです。

    Harryが誘拐される前に、以前に付き合っていたMichaelへの想いを断ち切り、
    もう彼への想いは過去の事と捉えられたPoppyに感動しました。

    Poppyは自分が持っている知性を存分に夫に話せ、
    Harryもそれを楽しそうに聞き入るので今後も仲睦まじい夫婦となると信じています。
    入手困難な固形chocolateをPoppyに贈ったHarryの一場面。彼女の反応が可愛らしいと感じました。

    Michaelは決して悪人ではなく思い遣り溢れる男性なので、Poppyの様な女性に何時か巡り合えると、
    次巻で登場するのであれば、少しでも進展してる様にと願わずには居られません。

    ○memo
    Ray:AmeliaとCamの長男。Roma名
    Ronan Cole:RayのIreland名

  • ポピーの元恋人マイケルが悲惨すぎる
    いいのか? こんなヒーローありなのか? いくら幼少時、孤独で愛されたことがないからと言って、あくどい手を使って恋人たちを引き裂き、強引にヒロインを手に入れる この強引さが好きな人もいるんでしょうが、マイケルのフォローが無さすぎる h/hはハッピーに終わって、方や売春宿で梅毒になって朽ち果てるマイケル んー辛すぎる 
    にしても、さすがリサパス一気に読ませます
    長男レオと家庭教師キャサリンのくだりがちょこちょこはさまるが、「純白の朝は~」を先に読んでしまってキャサリンが無理だった私は、この二人の話はいらないです

  • この作者は結構好きだけど、このシリーズは私的にイマイチかな〜
    面白くないわけじゃないんだけど、「早く読みすすめたい」ともならない。という訳で再読なし。

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    「どうしてここにいる?」暗がりで何者かに強く身体を捕らえられ、ポピーは震え上がった。社交シーズンの定宿ラトレッジ・ホテルで、いたずらなペットのフェレットを追いかけるうちに、偶然にも秘密の通路へと迷いこんでしまったのだ。そして暗闇で彼女を取り押さえた男こそ、めったに人前に姿を現さないというこの豪華ホテルのオーナー、ハリー・ラトレッジ本人。住む世界の違う謎めいたハリーと思わずキスを交わしてしまったその瞬間から、ただ平凡な結婚生活を夢見ていただけのポピーの運命は大きく狂い始める―。今まで欲しいものはどんな手段を使ってでも、すべてつかみ取ってきたハリー。知性にあふれ、明るく魅力的なポピーに出逢った彼が、新たに手に入れようと決意したのは…。ハサウェイ家三女ポピーの純粋であたたかい愛が起こす奇跡。

  • 安心と信頼のリサ・クレイパスクオリティ。
    シリーズ通して読むとさらに楽しめます。

  • ミス・マークスの過去は次回に?

  • 一気に読んでしまいました。面白かった。次回作への謎も残されちゃったので、次回作が非常に待ち遠しい。このシリーズは作者の話の展開もいいですが、さらっと読める日本語文章に翻訳されている翻訳家の力量に関心します。
    (翻訳作品はよく読みますが、以前読んだ阿部知二の読者をひきつけない文章は非常に読みずらかった。)

  • <ザ・ハサウェイズ>シリーズ3作目

  • 図書館の本 読了

    内容(「BOOK」データベースより)
    「どうしてここにいる?」暗がりで何者かに強く身体を捕らえられ、ポピーは震え上がった。社交シーズンの定宿ラトレッジ・ホテルで、いたずらなペットのフェレットを追いかけるうちに、偶然にも秘密の通路へと迷いこんでしまったのだ。そして暗闇で彼女を取り押さえた男こそ、めったに人前に姿を現さないというこの豪華ホテルのオーナー、ハリー・ラトレッジ本人。住む世界の違う謎めいたハリーと思わずキスを交わしてしまったその瞬間から、ただ平凡な結婚生活を夢見ていただけのポピーの運命は大きく狂い始める―。今まで欲しいものはどんな手段を使ってでも、すべてつかみ取ってきたハリー。知性にあふれ、明るく魅力的なポピーに出逢った彼が、新たに手に入れようと決意したのは…。ハサウェイ家三女ポピーの純粋であたたかい愛が起こす奇跡。

    やっぱりフェレットがいろんなものを引き合わせるのね、ハサウェイの物語。
    ポピーがおしとやかすぎるのかしらと思っていましたが、やっぱり気の強さと知性はひかるのね。
    ハリーのひたむきさと計算高さのギャップが何とも言えない作品となりました。

    Tempt me at twilight

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