- Amazon.co.jp ・本 (487ページ)
- / ISBN・EAN: 9784562044733
作品紹介・あらすじ
社交界デビューのためロンドンに旅立とうとしていたアンジェリンは、兄の迎えを待つ間、男性に絡まれて困っているところを、一人の紳士に救われる。
お礼を言う間もなく立ち去ったその紳士に、彼女は一瞬で恋におちた。
数日後、待ちに待った初めての舞踏会で、アンジェリンはダンスの相手を紹介される。
なんと、あのときの紳士、伯爵エドワードだった! 運命の再会に、喜びで胸をいっぱいにして彼に話しかけるアンジェリン。
ところが、礼儀正しく控え目で堅物なエドワードにとって、明るく華やかな彼女は絶対結婚したくないタイプだった。
自分とはまるで昼と夜のようにかけ離れていて、惹かれるはずはない女性。
そう思いながらもなぜか、アンジェリンのことが頭から離れなくなったエドワードは……。
前作『あやまちの恋に出逢って』未収録シーンも公開!
感想・レビュー・書評
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デビューしたての色黒で派手好き、とってもおしゃべりで外向的に見える女の子が、紳士的な青年にプロポーズされて夢のよう……だとおもったら、彼は自分のことを愛してはいなくて、義務感だけで言っただけだった。プロポーズを断った彼女だが、二人ともお互いのことが気になり続けて……というところからの展開がニヤニヤ面白く、かつ、ヒーローが俺様じゃなくて地味でつまらない人間だといいつつもユーモアを理解していて、ヒロインのことを優しくにこにこ見守っている感じが実にほほえましい。そして、実は二人の共通点が……というのがよかった。ヒロインも純真ではありつつもかなり型破りな感じで新鮮。おすすめです。
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なかなかお互いの気持ちに気付けずイライラする展開でしたけど、良いお友達に恵まれましたね。
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「あやまちの恋に出逢って」のヒーローの妹がヒロイン。
兄の話より、妹の話のほうが、素直なストーリーだったかな。ただ、うーん、インパクトが弱いなあ。ちょっとドタバタしたところが散漫な印象。このシリーズは、それほど印象強くないです