101人の腐女子とイケメン王子 ~腐女子〈恋愛観〉研究

著者 :
  • 原書房
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本棚登録 : 30
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784562045358

作品紹介・あらすじ

ひょんなことから「イケメン俳優特集」を担当することになった著者が発見したのは…『オタク女子研究』『腐女子化する世界』に続く腐女子研究最新作。

感想・レビュー・書評

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  • この著者の本を二冊読み、他の本のレビューを見ましたが、いずれもインタビュー(おしゃべり)や私感を書きつらねるスタイルらしいので、網羅的にとか、統計的にとか、類推できるとか、結局何がいいたいのか、まとめは?を求めるのはやめて、カタログの一部を見ていると意識して読むのが適していると思います。

    ただこの本では2点、知らなかった視点がありました。

    1.
    情報の消費者は、二項対立で見がち。
    イケメン⇆非イケメン。普通(フツメン)は居ない。
    傷、笑い等(非イケメンの記号)があれば、非イケメン。
    非イケメン=ブサイク、になる。
    つまりブサイク萌えも成立しやすい。
    ブサイクがイケメンぶるとウザイとなる。

    2.
    オタク女の反対はギャル。
    腐女子は妄想して自省し、
    ギャルは現実に生き自己肯定する。

  • 共感できるところもあり、違和感を覚えるところもあり…。違和感を感じるのは、私が三次元にはただの一度も萌えたことがないタイプだからかな~?

  • ところどころ面白い部分もあったけど・・・・
    結局このひとの妄想だよね?な感じが強すぎて。

  • オタクは楽しい。
    一個人で完結できるし、他人と共有できればなおさら。
    わかるわかる、えぇぇぇそれはないわ、と
    心の中で呟きながら、ニヤニヤしてしまった。
    (もちろん一人で)

  • 腐女子論が読みたくてふらっと買いましたが、恋愛論に偏っていたのでちょっと残念。

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著者プロフィール

ノンフィクションライター。会社員や専門学校講師などを経て、2005年からライターとして活動を開始。『AERA』『婦人公論』『文藝春秋』などの総合誌でルポルタージュ記事を書き、現在は『文春オンライン』などで教育やジェンダーなどの記事を執筆している。『女子校力』(PHP新書)、『ママの世界はいつも戦争』(ベスト新書)など著書多数。

「2022年 『中学受験 やってはいけない塾選び』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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