古本屋ツアー・イン・ジャパン

著者 :
  • 原書房
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本棚登録 : 170
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784562049745

作品紹介・あらすじ

古本屋ツーリストによる全国古書店訪問記。
2008年5月に突如始まったツアーで訪れた古書店(古書市や古本関連のイベントを含む)は
再訪問を含めると現在のべ2000件以上に及ぶ。
古書店内の棚構成を克明に記録したブログは、現在最も刺激的な古書店ガイドになっている。
本書は特に異様で奇抜なお店、店主が独特すぎるお店、めったに開店していないお店など、
あまりガイドブックには載らない個性派を中心に選び構成したベスト版である。

感想・レビュー・書評

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  • どうやらこの本に収録されているのは、全国の古本屋さんをめぐるブログ「古本屋ツアー・イン・ジャパン」の2008年から2013年までの歩みのほんの一部のようです。
    でも、ほんの一部と言うのには抵抗を感じるほどのボリュームと古本屋愛です。
    古本屋さんに行くためだけに何時間も電車やバスに揺られ、1軒の古本屋さんを堪能した後は行きと同じ時間をかけてとんぼ返り。
    愛だなぁ…。
    時間、体力、交通費、諸々の困難をねじ伏せて、新たなお店に出会うべくツアーを敢行。
    シャッターが閉まっていても、何度も挑戦し、ついには入店成功!という感動の場面もあり。
    これこそまさに一途な愛なのだろうな。

    ブログの方も見てみるとほぼ毎日更新されていてしかも面白いので、通勤電車内の暇な時間についついアクセスしてしまいたくなります。
    巻末付録(古本屋全国ツアー・リスト)で近所の古本屋さんをチェックしてみたり、その店のブログ記事を検索していたり…
    や、やばい、感化されてる…!?

    でもこの本を読んだら古本屋さんに行きたくなりますよ、たぶん、ほとんどの人が。
    だって古本屋さん大好きオーラが立ちこめているんだもん。

  • へぇ~

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    「古本屋ツーリストによる全国古書店訪問記。
    2008年5月に突如始まったツアーで訪れた古書店(古書市や古本関連のイベントを含む)は再訪問を含めると現在のべ2000件以上に及ぶ。
    古書店内の棚構成を克明に記録したブログは、現在最も刺激的な古書店ガイドになっている。
    本書は特に異様で奇抜なお店、店主が独特すぎるお店、めったに開店していないお店など、あまりガイドブックには載らない個性派を中心に選び構成したベスト版である。 」
    古本屋ツアー・イン・ジャパン
    http://blogs.dion.ne.jp/tokusan/

  • 何冊か読んでいた同タイトルの一冊目。時系列そのままなので読みやすい。
    そして当然のように情報と情熱の暴力。すでに閉まっているお店も多々あるんだろうけど、旅行に行くときに携えていきたいね。

  • ふむ

  • 2017/3/18購入

  • 言ってみたくなった店。
    p151
    都丸書店 支店 東京・高円寺
    p172
    金華堂書店 東京・大岡山
    SF中心

  • 世の中にはいろんな方がいらっしゃるんだな・・・

  •  サブタイトルは「全国古書店めぐり 珍奇で愉快な150のお店」とあり、古本屋のツアーとはなかなか聞いたことがないだけに興味がある。著者は、古本屋に興味がなく、仕事の関係で全国を訪れる機会があったので、家にある古本を売るためにネット古本屋を開業する前に、人目を引くブログを書くことを思いついて、訪れた店に関していろいろ書くことにしたとある。

     一度こだわりを持つととことん追求するところは男性の特徴だな。女性だとそこまで極めようとはしないだろう。古本屋に魅せられて古本屋のとりこになった著書が奏でる古本狂奏曲。
     
     モクモク羊もたまに古本屋に行く。行くと言っても神保町の古本屋だが、ぶらりと立ち寄って凝ればという本が見つかるとうれしい。トレジャーハンターになった気分になる。著者の古本ツアーはどこまで続くか楽しみだ。

     

  • これは大作。でも紹介されているのはほんの一割とのこと。ブログも今度チェックしてみよう。

  • 古本屋ツアー、よくします。古書は読まないけど見るだけでも眼福

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著者プロフィール

小山 力也(こやま・りきや):1967年神奈川県生まれ。古書や古書店に関する著述、編集業で活躍する。 全国の古書店を探訪調査する古本屋ツーリストとしてブログ「古本屋ツアー・ イン・ジャパン」も運営。また、乾坤グラフィックの名義で装丁などを手掛けるデザイナーとしても活動。編書に『野呂邦暢 古本屋写真集』(ちくま文庫)、著書に『古本屋ツアー・イン・ジャパン』(原書房)、『古本屋ツアー・イン・神保町』『古本屋ツアー・イン・京阪神』(本の雑誌社)など。

「2023年 『疾走! 日本尖端文學撰集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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