ヴィジュアル・ストーリー ポー怪奇幻想集 1: 赤の怪奇

  • 原書房
4.09
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本棚登録 : 66
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (91ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784562050949

作品紹介・あらすじ

すぐれたマガジニストにして、天才的な詩人、短編小説の名手、E・A・ポーの怪奇ゴシック風味のファンタジーと詩を端正で現代的な読みやすい新訳で贈る。
小説や詩の世界を拡げるイラストによるポーのゴシック&ホラーの傑作集。
収録作……「告げ口心臓」「楕円形の肖像画」「アナベル・リー」「赤死病の仮面」

感想・レビュー・書評

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  • なんといっても、挿絵が素晴らしい!何度も繰り返し眺めてしまう。ストーリーは文句なし、ページに数々のアイデアあり。シリーズ1作目なのでまだまだ楽しめる。

  • 幼い頃にE・A・ポ-(1809-1849)の怪奇と恐怖の物語に金縛りになって以来、ポ-の作品探求を続けてきたというスペインのイラストレーター(ダビッド・ガルシア・フォレスト)の挿絵に、名翻訳家の金原瑞人氏とのコラボによって、ポ-の幻想世界が強烈なインパクトで迫ってきます。『告げ口心臓(1843年)』『楕円形の肖像画(1842年)』『アナベル・リ-(1849年)』『赤死病の仮面(1842年)』の4篇に、イラストの創作過程や作品解題が添えられ読者を愉しませてくれます。

  • 赤死病の仮面を読むためにこの本を借りて読んだ。単に小説を読むよりもスケッチがリアルで絵本の延長上で読めるので、スマホでゲームをする時間やYouTubeを見る時間があればこれを読んだ方がいい。

  • 絵がグロすぎず雰囲気満点でいいですねえ。巻末のダビッド・ガルシア・フォレスさんのスケッチブックにあるデッサンとコメントもいい。ポーの肖像とヒトラーが似ている気がする。表紙の縦縞の中に、小さなドクロがたくさんあるのも楽しい。怖くて楽しい絵本。

  • こりゃあ良い。
    「小難しそうな」古典ゴシックを、分かりやすい訳とデフォルメされたイラストで、ストレスなく読み終えられた。
    『告げ口心臓』『赤死病』がお気に入り。

  • 美しい挿絵と物語がマッチしていて興味深かった!

  • 帯文:”恐ろしい悪夢、ぞっとするような幻覚、凍りついた愛” ”端正で読みやすい新訳と、ポーの小説や詩の世界を拡げる新感覚のイラストによる傑作集”

    目次:まえがき、告げ口心臓、楕円形の肖像画、アナベル・リー、赤死病の仮面、スケッチブック、ポー 生涯と作品、解題、訳者あとがき

  • 怖い!

  • "こうして、彼らは伝染病を防ごうとしたのだ。外の世界は放っておけばいい。嘆くことも考えることもない。娯楽にも事欠かないようにしてあった。道化師、即興詩人、バレリーナ、楽士、美女、ワイン。内側にはこうした楽しみと安全があり、外側には赤死病があった。"[p.54_赤死病の仮面]

    「告げ口心臓」
    「楕円形の肖像画」
    「アナベル・リー」
    「赤死病の仮面」

    この上なく絵が文章にあっている。
    文章の載せ方に動きがあるのも好き。

  • 初体験。PCでBGMを流しながら!
    更にろうそくの灯りなんかで読むと雰囲気バツグンだろなー。

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