ネットの危険を正しく知るファミリー・セキュリティ読本

著者 :
  • 原書房
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本棚登録 : 58
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784562051458

作品紹介・あらすじ

個人情報漏洩、ネットいじめ、スマホとSNSの闇、
ネットゲームと犯罪、脆弱なパスワードになりすましアカウント……。
なにが危険でどこまでならOKなの?
ネットセキュリティの達人が教える、あなたと家族を守るために
「正しく怖がる」ための必読書!

感想・レビュー・書評

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  • 家族単位(学生->父母->祖父母)で被害に合いそうな事例をまとめた書籍という印象でした。

    技術的な要素の対策はそのうち自動化されるが、振り込め詐欺のように、巧妙に情報を引き出す手法は高度化されていくとの記載は頷けるものでした。

    人の感情を揺さぶって動揺を誘い、そのスキをつくことで、情報を入手しその情報で新しい情報を入手していく。

    今一度自分も、自分の情報の管理を見直す必要があるなと痛感しました。

  • ☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆
    http://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB1847285X

  • 利便性と経済性を優先して、加速度的に広がるサービスと罠。
    知らないままで使う大人、知識がないのに使う子供、
    儲けようとして巧妙に情報を隠し、そそのかし、
    自分だけおいしい思いをしようとする知識を持っている者。
    スマホもSNSもネット決済も、使わないのが最大の防御としても
    全て使わないのは難しい。
    自分にとって何が必要か、どこまで便利を利用するのか、見極めは大事。
    安心が一番ないがしろにされる現実。
    今の状況を自覚しなければ、利用されるだけのダメなヤツのままってことか。
    特にこどもをもつおかあさまにオススメしたい1冊ではある。

  • サイバー攻撃は攻撃者が優位。
    それでも防衛をしっかりすれば攻撃されにくい。

  • セキュリティ全般について、比較的わかりやすく解説されており、物語調の実例も面白く読める。

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著者プロフィール

いちだかずき●小説家及びサイバーセキュリティの専門家、明治大学サイバーセキュリティ研究所客員研究員。I T 企業の経営を経て、2 0 1 1 年にカナダの永住権を取得。同時に小説家としてデビュー。サイバー犯罪をテーマにした小説とネット世論操作に関する著作や評論を多数発表している。『原発サイバートラップ』(集英社)、『天才ハッカー安部響子と五分間の相棒』(集英社)、『フェイクニュース新しい戦略的戦争兵器』(角川新書)、『新しい世界を生きるためのサイバー社会用語集』(原書房)など著作多数

「2022年 『ウクライナ侵攻と情報戦』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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