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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784562053346
みんなの感想まとめ
「毒」をテーマにした短編集は、さまざまな視点からの物語が織りなす魅力的な作品です。各作家が独自のスタイルで描く物語は、読者に新たな発見を与え、短編集ならではの多様性を楽しませてくれます。特に「罪を認め...
感想・レビュー・書評
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「毒」がテーマということでつまらなそうなんて思っていたのも最初だけ。書く小説家が変わるだけでこんなに印象が変わるんだ、と色々な視点から楽しめたまさに短編集の醍醐味。
罪を認めてくださいが1番好きだったかな。ラスト2作はあまり合わず読まずに終わりに。
このブクログとは表紙が違うのですが、表紙から感じる毒気がそのまま文章になったような短編集でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
短編集アンソロジー
伴奏者…永嶋恵美。中学校、音楽教師の毒殺未遂。
猫は毒殺に関与しない…柴田よしき。売れない作家が売れっ子作家のSNS悪口の解明を頼まれる。鍋パーティでの一幕。
罪を認めてください…新津きよみ。正義感の強い女性二人。イヤミスかな。
劇的な幕切れ…有栖川有栖。以前読んだ気もする。主人公の空想部分も含めて上手いなー。
ナザル…松村比呂美。主人公のように書かれている女性が狂気。勧善懲悪にはなっているっぽい。
吹雪の朝…小林泰三。初めて読んだ作者。読みやすい。
完璧な蒐集…篠田真由美。ミステリ部分も面白い。アンティークの蘊蓄も楽しい。
三人の女の物語…米原百合。白雪姫の話は、違う角度から書いてあって面白かった。
アミの会、2作目。毒殺っていっても、色々なシチュエーションがあるな。あと、刺殺とかと違って、計画を練る必要があるためか、犯人が執念深いというか、ある種の狂気を感じる人も何人かいて、それはそれで面白かった。 -
他の方も感想で書いていた通り、推理というよりはイヤミスという雰囲気の短編集でした。
有栖川有栖さんの心中の話、よく読む作家さんですがこういう人間の心理描写の多い話は初めて読んだので新鮮で面白かったです。 -
・伴奏者(永嶋恵美)
き、北上ろくでもねえ〜〜〜一瞬誤解だと思って申し訳なくなったのに結局ろくでもねえ女でほんま……
でもパワハラ教師が北上じゃないことなんて大井先生が言ってたように証拠があるんだからすぐ否定されちゃいそうなもんだけど、流す噂は本当にそれで良かったのか?
・猫は毒殺に関与しない(柴田よしき)
毒殺を目論む犯人目線と、友人の誹謗中傷の犯人を見つけようとする主人公目線の二視点に分かれてるからヒヤヒヤしながら読んだ。
腹痛で倒れた被害者が出た!と思ったらそれは単に偶然盲腸になってしまった気の毒な人で、は〜なんだよ人騒がせな…一件落着…と思いきやこのあと〜!?ど、どうなるんだ!!??っていうメッチャいいところで話が終わってしまった〜!!
・罪を認めてください(新津きよみ)
こ、コワ〜〜〜……横森さんもまあまあ経緯は同情できるものの怖いし宮下さんも「家族と家族のようなものは違うのよ」の長文めちゃくちゃ怖かったよ!!勝手にやっとれ!!と思ったらほんとに勝手にやりあってくれた……
最後よりによってこの事件で沈黙を選んだ直美、よりによってこの事件で!?
・劇的な幕切れ(有栖川有栖)
自殺サイトで知り合って心中のために会うことになった二人の男女。でも片方には心中するつもりなんかなく殺人願望があるだけで…というよくあるパターンなんだけど、途中で地震妄想パートが入ってきたのが新鮮だった。
・ナザル(松村比呂美)
希江、LINEの時点から距離無しでこわいよ〜!!!その勢いのまま突撃するのも怖すぎるし、明らかに友達じゃないよ瞳との仲!!!
と思ってたらなかなか衝撃的な真相…ええ!マジか……これからこの子はその罪悪感とどう折り合いつけて生きていくんだろう……
・吹雪の朝(小林泰三)
旦那が毒殺されたかもしれないのにいくらなんでも冷静すぎないか!?と思ってたら薬剤師云々と週3日のバイトは叙述トリックか〜!?
ちょっと私にはよくわからん話だったな…
・完璧な蒐集(篠田真由美)
ヒエ〜〜〜ッ、ラスト気味悪すぎ!?でもこの後味の悪さが篠田真由美…!
コレクションの完成にはブランヴィリエ侯爵夫人が欠かせなかった、中野の骨董屋にうまいこと担がれた気がしないでもないが………
・三人の女の物語(光原百合)
急な古代エジプト!?急なクレオパトラ殺し!?
かと思ったら急な白雪姫!?
から急に普通の人妻の話!?と目まぐるしく変わる設定に動揺してるうちに話が終わった。白雪姫パートのオチが一番好きかも。 -
全8作の競演。
なんか「毒で殺す」という手口だからか
全体に皆さんイヤミス系(−_−;)
即効性の毒じゃないのは特にね。 -
毒殺をテーマとしたアンソロジー。毒のあれこれだけでなく動機など人間の心が垣間見られたり面白かった。一番好きなのは柴田よしきさんの「猫探偵」のスピンオフ。
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『アミの会(仮)』が気に入って手に取ってみたけど今回のは全く前に進まず。個人的にはハズレた感がありました。残念(>_<)
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タイトル通り、毒殺をテーマにしたアンソロジー。本格的なミステリーが読みたくて、手に取ってみたが、やはり短編だとどこか物足りない。今まで読んだことのない作家さんの話もあり、全体的には面白かったと思う。
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短編なので次の方におすすめです
・元々読書があまり好きでは無い
・誰の本を呼んだらいいのか分からない
・暇つぶし程度に読みたい
私は暇つぶしとして読んだ者です。印象に残る作品はあまりありませんでしたが、暇つぶしとしては面白かったです。 -
毒殺を題材としたアンソロジー。
今回も小林泰三さん目当てで借りた本。
でも、当の小林泰三さんの話は方向性が微妙というか好きではなかったなぁ。
収録作は
①永嶋恵美 伴奏者
②柴田よしき 猫は毒殺に関与しない
③新津きよみ 罪を認めてください
④有栖川有栖 劇的な幕切れ
⑤松村比呂美 ナザル
⑥小林泰三 吹雪の朝
⑦篠田真由美 完璧な蒐集
⑧光原百合 三人の女の物語
①は1作品目なので印象に残ってる。自分ではこんな感じの学園物(?)を読む機会がないし。
②は文章が新井素子さん的だった。前に柴田よしき作品読んだことがあるような気がするけど、こういう作風だったかなぁ?軽ーく読めるような作品。猫は関与しないよね、可愛い。
③は地味な話ではあるかな。
テーマ的な問題で、薬剤師が出てくる作品がこれの他にもあって何だか気恥しい。
(私が薬剤師なので…)
④はタイトル見ただけでは内容思い出せなかった。(読んでから感想を書くまでにタイムラグあり)
まあ、有り得なくなさそうな話であり、若干捻った話になっているなと言う感じ。
⑤これはなかなか面白い話しで後味としても悪くない。ちょっと青の炎を思い出させる。
⑥は前述したが、微妙な話だったな。現実と空想(?)の区別がつかないような雰囲気は小林泰三独特のものかもしれないけれど、なんていうか陳腐な印象がある。
⑦は非常に美しい物語で作品全体にアンティークな雰囲気が漂っていて良かった。
⑧は物語というタイトル通り3つの『物語』からなっている。古代エジプトの王妃クレオパトラの話、童話の白雪姫(の継母)の話、最後に現代の夫婦の話。
クレオパトラの話は外国の古い物語を訳したような語り口だったのに対して、白雪姫の話は親しみやすく、ユーモアがあって面白かった。最後の話は現代の童話?の様な話なのかな。
アンソロジーって自分では選ばないような作家の作品に触れられてとても面白い! -
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アミの会(仮)アンソロジー2冊目。有栖がいてみたりアミのメンバー以外の作品も読める、しかも全編「毒殺」がテーマ。読みごたえあったー。推理小説は好きだけど、そこに至るトリックとかにさほど熱中するタイプではないので、短編でこんなのが読めるのありがたい。
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柴田よしきさんのTwitterプレゼント企画でいただいたサイン本。8人の作家さんのアンソロジー。自分では絶対に手に取らないであろう「毒殺縛り」の陰湿で泥々した内容。どの作家さんも面白く飽きずに楽しめました。白雪姫はよく知っている話なだけに上手いな❗と。アミの会の他の本も読んでみたいな
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図書館で借りたアンソロジー本。絶対に自分で買うことはないだろうけど、当たりがあったらラッキー読書枠として読んだ。残念ながら当たりには巡り合えず、時間泥棒。光原百合/三人の女の物語の白雪姫の話だけはまあ面白く読めたかな?
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8名の作家による毒殺をテーマにした短編集。
これまで読んだことのない作家さんがいたりするので、この手の本を読むと次に読みたい作家さんが見つかったりするという楽しみがある。 -
アミの会(仮)アンソロジー2冊目。
「毒殺」をテーマに男性作家も新たに加わっての8編。
「毒」というオーソドックスな手法、前アンソロジー「捨てる」より面白かった。
『伴奏者』永嶋恵美 /『猫は毒殺に関与しない』柴田よしき /『罪を認めてください』新津きよみ /『劇的な幕切れ』有栖川有栖 /『ナザル』松村比呂美 /『吹雪の朝』小林泰三 /『完璧な蒐集』篠田真由美 / 『三人の女の物語』光原百合
柴田よしき『猫は毒殺に関与しない』、ミステリ作家の桜川ひとみと飼猫正太郎のシリーズ。
人気作家主催の鍋パーティ、誰がどのように毒を盛るのか、軽いタッチなのに意外に深い作品。一番面白かった。
(図書館) -
アミの会(仮)アンソロジー。
第2弾だったんですね。
【毒殺】がテーマ。
同じような内容になってしまわないのかな?と思い、読み始めましたが、上下左右、表裏、いろいろな方向からのアプローチで、とても濃い本でした。
中には薄いものもありましたが、そこは組み合わせの妙、なかなかのコレクションです。
『伴奏者』永嶋恵美
友達を守るためにつく嘘。
最初からリバース描写…
まって、毒殺テーマだと必ず付いて来るの?ヤメテー!
『猫は毒殺に関与しない』柴田よしき
物書きの心の闇…
他人の心の中を覗き込んでる感がすごい、なかなか毒のあるお話。
『罪を認めてください』新津きよみ
「正直者がバカをみる」
これも、「猫と毒薬」?
言いふらしおばさんの行動は途中から先が読めてしまった。
『劇的な幕切れ』有栖川有栖
3作続けて読んで、女社会からいきなり男性一人称に。
トンネルを抜けた感で新鮮。
「世にも奇妙な物語」に良さそうなどんでん返し。
『ナザル』松村比呂美
PTA仲間、ママ友、これもなかなか毒社会である。
自分より下を見て安心する…主婦あるある。
『吹雪の朝』小林泰三
毒のコレクション。
生兵法は怪我の元?
『完璧な蒐集』篠田真由美
ゴシックな雰囲気が文章からも立ちのぼる。
絢爛豪華、痺れるような毒。
『三人の女の物語』光原百合
毒殺…ときくと、刃物でグサ!などに比べ、女性的な感じがする。
毒リンゴとか、蛇の毒をあおったクレオパトラがすぐに目の前に浮かぶ。
三人目の普通の女は…? -
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致死量に詳しすぎる女、正統派の毒殺、ネットで知り合った女、身近すぎる毒、毒より恐ろしい偶然…サスペンスから本格まで、一冊に閉じ込めたバラエティ豊かな毒物語集。
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アンソロジーのお題が毒殺とは、まことに物騒である。だが、ひと言で毒殺と言っても、これほどバラエティ豊かな作品群になるものなのだと、改めて思わされる。どれも著者なりの趣向が凝らされていて興味深い。正統派あり、そうくるかという意表を突いたものあり、昔話の裏側を描いたものありと、見せ方もさまざまで愉しめる。毒を使って誰かを亡き者にするには周到な準備が必要とされる。その過程をも含めて、殺人者の心理に背筋が寒くなる心地の一冊である。そう考えると、女性作家の会のお題としてはふさわしいのかもしれない。 -
女性作家たちの集まり、「アミの会」が主催しているアンソロジーだ。今回のテーマは、「毒殺」。特別ゲストとして男性作家2名も招き、さまざまな切り口で「毒殺」について描いている。
殺し方を限定するとかなり縛りが強いアンソロジーになるんじゃないかなぁと思ったけれど、まったく物語の展開や方向性が異なっていて興味深かった。
身近に毒ってそんなにあるんだな。 -
毒に関する短編集。するする読めた
猫は毒殺に関与しない、吹雪の朝、完璧な蒐集の3つが好みだった。1つ目は主人公のいい意味での阿呆さ、というかさっぱりしてるところというか。主人公視点と犯人の心情のギャップが面白い。2つ目は、犯人の都合のいいように考えているような性が、犯行にも表れていて好きだった。3つ目はタイトルに相応しい、自分の癖に刺さる作品だった。
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