毒殺協奏曲

制作 : アミの会(仮) 
  • 原書房
3.37
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本棚登録 : 177
レビュー : 47
  • Amazon.co.jp ・本 (373ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784562053346

感想・レビュー・書評

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  • 8名の作家による毒殺をテーマにした短編集。
    これまで読んだことのない作家さんがいたりするので、この手の本を読むと次に読みたい作家さんが見つかったりするという楽しみがある。

  • アミの会(仮)アンソロジー2冊目。
    「毒殺」をテーマに男性作家も新たに加わっての8編。
    「毒」というオーソドックスな手法、前アンソロジー「捨てる」より面白かった。

    『伴奏者』永嶋恵美 /『猫は毒殺に関与しない』柴田よしき /『罪を認めてください』新津きよみ /『劇的な幕切れ』有栖川有栖 /『ナザル』松村比呂美 /『吹雪の朝』小林泰三 /『完璧な蒐集』篠田真由美 / 『三人の女の物語』光原百合

    柴田よしき『猫は毒殺に関与しない』、ミステリ作家の桜川ひとみと飼猫正太郎のシリーズ。
    人気作家主催の鍋パーティ、誰がどのように毒を盛るのか、軽いタッチなのに意外に深い作品。一番面白かった。
    (図書館)

  • アミの会(仮)アンソロジー。
    第2弾だったんですね。
    【毒殺】がテーマ。
    同じような内容になってしまわないのかな?と思い、読み始めましたが、上下左右、表裏、いろいろな方向からのアプローチで、とても濃い本でした。
    中には薄いものもありましたが、そこは組み合わせの妙、なかなかのコレクションです。

    『伴奏者』永嶋恵美
    友達を守るためにつく嘘。
    最初からリバース描写…
    まって、毒殺テーマだと必ず付いて来るの?ヤメテー!

    『猫は毒殺に関与しない』柴田よしき
    物書きの心の闇…
    他人の心の中を覗き込んでる感がすごい、なかなか毒のあるお話。

    『罪を認めてください』新津きよみ
    「正直者がバカをみる」
    これも、「猫と毒薬」?
    言いふらしおばさんの行動は途中から先が読めてしまった。

    『劇的な幕切れ』有栖川有栖
    3作続けて読んで、女社会からいきなり男性一人称に。
    トンネルを抜けた感で新鮮。
    「世にも奇妙な物語」に良さそうなどんでん返し。

    『ナザル』松村比呂美
    PTA仲間、ママ友、これもなかなか毒社会である。
    自分より下を見て安心する…主婦あるある。

    『吹雪の朝』小林泰三
    毒のコレクション。
    生兵法は怪我の元?

    『完璧な蒐集』篠田真由美
    ゴシックな雰囲気が文章からも立ちのぼる。
    絢爛豪華、痺れるような毒。

    『三人の女の物語』光原百合
    毒殺…ときくと、刃物でグサ!などに比べ、女性的な感じがする。
    毒リンゴとか、蛇の毒をあおったクレオパトラがすぐに目の前に浮かぶ。
    三人目の普通の女は…?

  • +++
    致死量に詳しすぎる女、正統派の毒殺、ネットで知り合った女、身近すぎる毒、毒より恐ろしい偶然…サスペンスから本格まで、一冊に閉じ込めたバラエティ豊かな毒物語集。
    +++

    アンソロジーのお題が毒殺とは、まことに物騒である。だが、ひと言で毒殺と言っても、これほどバラエティ豊かな作品群になるものなのだと、改めて思わされる。どれも著者なりの趣向が凝らされていて興味深い。正統派あり、そうくるかという意表を突いたものあり、昔話の裏側を描いたものありと、見せ方もさまざまで愉しめる。毒を使って誰かを亡き者にするには周到な準備が必要とされる。その過程をも含めて、殺人者の心理に背筋が寒くなる心地の一冊である。そう考えると、女性作家の会のお題としてはふさわしいのかもしれない。

  • 女性作家たちの集まり、「アミの会」が主催しているアンソロジーだ。今回のテーマは、「毒殺」。特別ゲストとして男性作家2名も招き、さまざまな切り口で「毒殺」について描いている。
    殺し方を限定するとかなり縛りが強いアンソロジーになるんじゃないかなぁと思ったけれど、まったく物語の展開や方向性が異なっていて興味深かった。
    身近に毒ってそんなにあるんだな。

  • ・伴奏者 ★★★
    面白かって読みやすかったけど、まあまあ。
    中学生にこんな事可能なんだろうか?
    学園モノがあんまり好きじゃないので、星3つ

    ・猫は毒殺に関与しない ★★★
    これも面白かったけど、登場人物が多く誰が誰かあまり分からない。

    ・罪を認めてください ★★★
    宮下さん、うざいね〜いい感じのうざさやったわ。

    ・劇的な幕切れ ★★★★
    面白かったー美礼は怪しさムンムンやったけどその通りやった

    ・ナザル ★★★★
    希江が嫌なやつやな〜と。最後はちょっとスッキリ!

    ・吹雪の朝 ★★★
    著者の本が好きでグロい系かと思ったら、そーでもなく。犯人も意外性がなかった。

    ・完璧な蒐集 ★★★★★
    面白い!狂気って感じ。

    ・三人の女の物語 ★★★★
    白雪姫の話が面白かった!

  • 女性作家の毒殺話ってどうしてこうもピタッとくるのだろう(笑)。
    男性作家ゲストを組み込んで正解かも。

    「伴奏者」/永嶋恵美
    「猫は毒殺に関与しない」/柴田よしき
    「罪を認めてください」/新津きよみ
    「劇的な幕切れ」/有栖川有栖
    「ナザル」/松村比呂美
    「吹雪の朝」/小林泰三
    「完璧な蒐集」/篠田真由美
    「三人の女の物語」/光原百合

  • アンソロジー2作目。
    これらの作家さんの他作品も読みたいが。。速読能力が欲しい。。
    薬剤師、という職業ネタが多かったように思う。

    伴奏者 永嶋 恵美
    →明らかになっていないままの動機 が世の中には沢山あるのだろうな。。
    また、しっかりした子 がいつも理性的に動くわけでもない。。

    猫は毒殺に関与しない 柴田 よしき
    →このシリーズ懐かしい!読みやすくて好きだった。

    罪を認めてください 新津 きよみ
    →毒についてよりも、告発する、とか会社での身の振り方についてが印象に残った。
    当事者になりたくなくて受け身な社会人の多い事。。

    劇的な幕切れ 有栖川 有栖
    →男性目線。。騙されて。。辛いというよりしょっぱい気分に。。

    ナザル 松村 比呂美
    →まさかのオチ。いじめっ子に協力しているのが彼女の息子、というのもまた。。

    吹雪の朝 小林 泰三
    →小説の中の主人公は賢いというイメージがあるので
    驚きのオチだった。。そんな認識って。。。

    完璧な蒐集 篠田 真由美
    →骨董屋女主人シリーズ。ほの暗い物語ネタなら彼女はいくらでも登場できるな。。

    三人の女の物語 光原 百合
    →クレオパトラ、白雪姫、ある夫婦の話。
    白雪姫は「マレフィセント」を思い出す。

  • 毒の扱い方がそれぞれの作家らしい感じ。柴田よしきの話に出てきた水餃子とベジタブルケーキが食べてみたい。

  • 色んな方の作品を読めるのがいい。
    柴田さんの作品が一番気に入った。

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